浮気が発覚するまでのわたしと夫は

仲良くしゃべり

仲良くくっつく

が日常だった。

 

 

浮気について言いたいことを言うのを

我慢した。あきらめた。蓋をした。

すると、どんどん気持ちが減っていって

他のこともしゃべらなくなっていった

くっつくなんてもってのほか、だった

 

 

他人行儀で楽なようで、

やっぱり猛烈な寂しさにおそわれる。

でも、しゃべればきっと

また夫を罵倒することにつながりそうで

本当にどうしていいかわからなかった

 

 

 

いつまでこの仮面夫婦、続くの?

この夫のラインは暗に

このままじゃ居づらい、楽しくない、

はーちゃんの考えていることがわからない

を意味していたのだと思う。

 

 

 

わたしも、本音は仮面夫婦なんて、楽しくない。

もっとわかりあいたいし、言葉も交わしたい。

その思いが募って

つい…言ってしまった。

 

準備する時間をあげるから

心の準備をしたうえで、わたしの話を聞いてほしい

ちゃんと寄り添って、わたしの思いを聞いてほしい

あなたの準備が整ったら、教えてください

と。

 

 

完全に勢いだった。

あのまま仮面夫婦で時に身を任せればよかったのか…

どうすることが正解だったのかは今も、わからない。

 

 

 

それから2週間ほどたった頃

子ども達を預けて、はーちゃんの話を

ゆっくりじっくりと聞く日を決めたよ

と、夫に言われた。

 

 

本当に心の準備できたのかな?

自暴自棄、自信喪失気味な今の夫に

覚悟なんてできるのかな?

 

 

そう思いながらも、その日を迎えた。

全部言って、気持ちを入れ替えて

ちゃんと今後について

夫と向き合って考えよう、と思っていた。

だから言いたいこと、聞きたいこと、気になること

全部ノートに書いて準備した。

不安と期待が入り混じった気持ちだった。

 

 

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不快な方はお読みいただくのを

そっとやめていただけるとありがたいです

よろしくお願いいたします