『全国から大阪いらっしゃいキャンペーン2022』を利用して日帰り温泉♨️へ。



東京駅や中之島公会堂などを設計した辰野金吾氏が手掛けた堺市大浜の温泉施設の一部を南海電鉄が現在の位置に移築したのが始まりと言う、河内長野市山あいにある高級旅館『あまみ温泉南天苑』。

国指定文化財の建物は大正浪漫に満ちながら、内部には昔ながらの佇まいを現代風にマッチさせた寛げる空間も設けつつ、お料理はレトロなお部屋で戴きます。


階段を登って薄暗い廊下を進みます。


案内されたお部屋からは三千坪のお庭の一部が望めます。
到着したらお茶うけ。
お食事の準備までに温泉を戴きます。


ラジウム温泉は比較的新しく増築された施設でした。


さて、
月会席の開始です。


食前酒、昆布〆鯛に醤油いくら、地元産胡瓜と柿の胡麻風味和え。


刺身三種盛りは鯛、まぐろ、イカ。
土瓶蒸しは松茸とハモでした。


こちらは蕪煮物と穴子。

さわらの香味焼き、栗御飯に栗の揚げ物、だし巻き玉子。

焼き物は鳥取産オレイン55牛と松茸。
松茸は国産ではありませんでしたが香りは抜群。
オレイン牛はとろける上質な脂で絶品でした。




御飯ものはちりめん御飯と湯葉味噌汁、漬物三種。


デザートは地元産梨のコンポートに葡萄。

数時間の滞在でしたが、良い体験となりました。