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遠席/近愛心

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この【LASTART】に綴っておきたいこと。

先日 国立代々木競技場第一体育館のリハーサル時にふと一番遠くの席が気になり。
足を運び、其処で何曲か音を聴いてみました。(2階スタンド席の一番後ろ)


これまで、このblogや色んなところで「席は関係ない」というような事を綴ってきました。
足を運び、正直な話、その想いって嘘だったのかな…と不安になりました。

嘘をCrewに伝えてしまったのか…と。


それほどにステージまでの「距離」は遠くて、そして会場の造りのせいで座席は傾斜のきついところにあり、立ち上がって観るには少し恐怖もあって…。


チケットの予約をして、ドキドキして受け取って。
座席番号を見た瞬間、この席の人はどんな風に思ったのだろう…
「こんなにも遠いんじゃおもしろくない」
そんな風に思ったのだろうか…。

そんな人に対して綺麗ごとのように「席は関係ない」と発してしまった自分に対して不安を感じました。

自分だったらどうしただろう…。



色んなことを考えている内に「今日、この席の人は来ないかも知れない」
そんなことまで考えてしまいました。


LIVEが始まり、再びその席まで行ってみました。

すると其処にはとても素敵な景色が広がっていて。


2階スタンド席の一番後ろの席の人が全員、来てくれていました。
そして本当に「距離なんて関係ない」と言わんばかりに一音一音に強く腕を挙げ、
強く身体を動かし、汗だくで目一杯に楽しんでくれている美しい姿がずら~っと並んでいました。


2階席はとても暑くて、酸素も少々薄くて…
とても盛り上がり…
ステージからはちゃんと音も想いもすべて、すべて届いていて。

アリーナからの
1階からの
代々木競技場すべての人の「気」が感じられて…

やっぱりこの席にはこの席にしかない、この席でなければ感じられない素晴らしいものがあると確信できました。


「来てくれないかも知れない」
そんな想いはCrewに対して、とても失礼な想い。

そんな風に少しでも思ってしまった自分がとても情けなかったです。



以前の記事にも書いたことがありますが。
どの席も本当に「ひとつしかない」大切な席。
そこに「Crew」が存在しなければ、その日のLIVEは大きく変わる。


大切な席、大切なCrewです。


皆さん、本当に来てくれて、存在してくれてありがとうございます。




UVERworld STAFF


長くなりすみません…