病院内でのまさかの再会? | 生きる意味がわからない男の人生

生きる意味がわからない男の人生

大学生の頃、実母を亡くし、
大学生活のストレスも重なり摂食障害を発症。

23歳の時、仕事のストレスや
これからの人生に希望を見いだせなくなり、
練炭自殺を試みるも失敗しうつ病と診断され入院。

その後検査で自閉症スペクトラム障害と分かる。

※入院中ネットが使えない僕は自分のその時の気持ちを忘れないように日記を書いていました。

これはその時の日記から書いたものです。

 

精神科に転院になって

一日が経過していた。

 

 

改めて思うが

やることがなさすぎて

より病みそうになる。

 

 

起床は6時30分。

朝食は7時30分。

 

テレビはホールに一つだけ。

しかもなぜか9時45分からしか

見れない。

 

 

することがないので

とにかくこれまでの過去を

回想するだけ。

 

 

忙しすぎるのも

心に負担をかけてしまうが、

暇すぎるのも問題だ。

 

 

人間は暇が多くあると、

ネガティブな人間は特に

 

昔の嫌な記憶を

思い出してしまうから。

 

 

僕も同様に昔のことを

思い出しては

気持ちが沈んでいた。

 

 

 

そうこうしているうちに

9時45分になってので

暇つぶしにホールで

テレビを見ていた。

 

 

ぼーっと見ていると

一人の看護師が目に入った。

 

 

その瞬間、衝撃が走った。

 

 

その看護師が

中学、高校と同じ学校かつ

高校のとき告白した人に

そっくりだったからだ。

 

 

そのとき、僕は

こんなところで、

 

しかもあの人に再会するなんて

どこまでついていないのだろう

と思った。

 

 

結局その人は帰ってしまい

その本人かどうかは

わからなかった。

 

 

でももし本人なら

これから僕はどうやって

この病院で過ごせばいいのか

わからない。