シャーロッツビルを食べ歩く
昨年末、チルドレス先生夫妻と食事した際、私たちがシャーロッツビルでどこのレストランに
行ったか、という話になった。
私が「○○に行った、△△に行った、××はまだ行っていないが行きたいと思っている・・・」
などとその時点での食べ歩き経験を話したところ、
チルドレス先生日はく、
「ヤスノリはこっちに来てまだ4ヶ月にしかならないのに、
実によくシャーロッツビルを探検(explore) してるなあ!」
そう! 食べ歩き(飲み歩きを含む)は私の得意なもの(特技?)の一つなのである!
(そんなもの得意も不得意もないだろうという人がいるかもしれないが、限られた予算の
中で美味しいものに出会うためには、いろいろ技や秘訣があるのです)
別に私は「グルメ(食通)」と言うほどの経験も蘊蓄もないのであるが、
人一倍食いしん坊なので、美味しいものを食べるためには努力や手間を惜しまない。
(なので、わが家のエンゲル係数は飛び抜けて高い・・・・・)
ご参考までに書いておくと、
食べ歩きを楽しむために、私が特に重視しているのは、以下のことである。
・手間(調べること、歩くことなど)を惜しまないこと。
・美味しいものを知っている友人を見つけること。
・気に入った店では、店の人に話しかけ、仲良くなること。
・いい店を見つけたら、必ずその周辺を歩いてみること。
(大体、いい店というのは、特定の場所にかたまって存在することが多い)
・「美味しかった店」と「美味しくなかった店」とで、料理以外の部分(店構え、客層、
メニューの表示法、従業員の姿勢や動線など)の違いをしっかりと記憶しておき、
勘を養うこと。
あと、外食を本当に楽しもうと思ったら、
・うちで食べる日常の食事がおいしいこと。
も条件の一つだと思う。
ところで、私の住むシャーロッツビルという街は、実に食べ歩きに適した街である。
(上の写真は、ヴァージニア大学近くにあるMesobというエチオピアンレストランのランチビュッフェ。
これらを皿に取り、インジェラと呼ばれる少し酸味のあるクレープの皮のようなものに包んで食べる。
ちなみにこのランチビュッフェのお値段は6ドル98セント!)
・街自体が大きくないので、車で15分程度の範囲内でどこにでも行ける。
(私たちの住んでいる家から歩いていけるダウンタウンにもいくつか良いレストランがある)
・ヴァージニア大学にはいろいろな国の人が来ているので、国際色豊かであり、
街の大きさの割に、さまざまな国の料理が食べられる。
(日本料理・中華料理・インド料理・タイ料理・メキシコ料理・フレンチ・スペイン料理などなど。
残念ながらイタリアンはろくな店がないので、わが家で作るものが一番かと思う)
・大都市のレストランよりも値段が安い。
(夫婦二人でディナーに行き、ワインを1本頼んだ場合でも、チップ込みで大体80ドル~90ドル
が普通。料理だけだと、1人3000円も行かないという感じだろうか)
それと、ありがたいことが一つ。
私はそうとう大食いであるし、うちの女房も身体には似合わずかなり食べるのであるが、
どうしてもレストランに行くと、あれこれ目移りがして、たくさん頼みすぎてしまう。
(何といってもアメリカなので、一皿の量が多い!)
それでどうしても食べきれずに料理が残ってしまうのだが、こういう時に
アメリカのレストランでは、こちらが何も言わなくても「持ち帰りされますか?」と尋ねて
くれ、持ち帰り用のパック容器に残したものを詰めてくれるのである。
それを次の日にレンジでチン(!)して食べる。
一度行けば二度おいしい、というわけで、これもずいぶん得した気分になる。
表題から、シャーロッツビルのレストラン案内を期待した人もいるかもしれないが、
そういう情報を求めている人は、以下のサイトをご覧あれ。
・当ブログにも時々コメントを書き込んでくださるrobpapaさんのブログ 。
・シャーロッツビル版「アスクユー」のようなグルメ投稿サイト。
http://www.charlottesville-dining.com/
シャーロッツビルでの生活も、残すところ4ヶ月・・・・を切ってしまった。
小さい街なので、
これまでに私が目をつけた美味しそうなレストランの7割ぐらいは試したように思う。
完全制覇の日は近い?