董卓討伐のために集結した討伐軍。
毎度ひかくしてしまうのが2010年三国志の曹操と、こちらの曹操。こちらの曹操は凛としては居ておとなしいほうだ。。
陛下の幼き劉協も陛下らしく振舞っていて、董卓は相も変わらず好き放題している。
討伐軍で問題児なのは、袁紹と袁術。この二人は腹違いの母から生まれたために嫡子は袁術となってるが、年齢は袁紹が年上だ。
袁術は戦乱をおさえるより名誉・マネーが欲しいというタイプだろうか。
反董卓軍にて華雄の首を討ちとったのは関羽ではない
。あまり劉備・張飛たちは出てこない。「曹操」というドラマだから当然でしょ。何より曹操の周りの人々について詳しく見たい人にとっては良いドラマだ。三国志でなく曹操に焦点をあてまくっている。
劉備はこの物語でとても腹黒く描かれている。そういう面もあったのか、別の角度から見ればそうなのだろうか。
袁紹の子供好きは2010も今回も変わりないけれど、多少の決断力はあってあいまいさはあまり感じない。
19話ではとうとう美女連環の計が行われる。
貂蝉の運命はつらいものだと思う。それでも「The three kingdoms」では呂布と恋に落ちていたのでまだマシではある。
これらの関連は2話程度でさくっと終わった。
貂蝉はやはり呂布を慕っているようで1994年版とは違うみたいだ。それと王允と貂蝉のやりとりは今までにない感じで、一番なっとくできるような流れになっていた。
王允の死にざまは「かっこいい」といってよいのかな? いさぎよしとしよう。
21話から、郭嘉の登場だ。
軍師の中でもイケメンな俳優だ。2010の三国志でも郭嘉俳優はイケメンだったので、案外イケメンという記録でもあるのか。声優さんは2010の劉備役の方なので、画面をみていないと「劉備?」と思ってしまう。
この点に関しては曹操役の方が以前孔明役であったけれど、曹操の時はかなり凛としていらっしゃるので聞き分けができる。ちなみにビバリーヒルズ青春白書でチャラッとした男性の役をしていらっしゃったので、やっぱりいい声優さんだと思う。
曹操はかなりよく描かれており、先ほどかいた劉備腹黒さを思えば「蒼天航路」がみな魅力的かな。
個人的には曹洪が可愛く思える。
郭嘉はまるで2010の劉備と孔明の水と魚のように親しくしている。
26話時点で呂布は亡くなっていない、全41話は赤壁くらいまでなので、じっくりと見せてくれているのだろう。
曹操の話が中心なので周りで起きたことは「会話」として流れてゆく。なので三国志をある程度知っていたら、「ああ。いまこのあたりの話か」とわかるかもしれない。
今回の女性たちはみな文句なしの美女だ。曹操ののちの正室となる卞氏、貂蝉、蔡文姫の誰も綺麗だ。
では続きを楽しみに。また書くと思う。