6月23日
今日は慰霊の日。
沖縄県民にとって忘れる事のできない
すごくすごく大切な日です。
70年前、
沖縄では地上戦があり
たくさんの命が失われました。
物心ついた頃から
祖父母に戦争を体験した話を聞き
幼いながらにとても恐ろし事なんだと
ずっと思っていました。
沖縄では毎年この時期になると
戦争について学び考えます。
国のためにと戦争にいき
敵国というだけで
見ず知らずの人を殺す。
大切な人が目の前で息絶えていき
自分もいつ死ぬかわからない恐怖
大切な人を守る為に
殺されるくらいなら、、と
自らの手で命を奪う。
私には想像もできないほど
辛くて悲しい出来事です。
その時代を死ぬ物狂いで
祖父母が生き抜いてくれたから
父母が生まれ結婚して
今私がこの世に産まれている。
命の尊さを祖父母から
学びました。
政治問題を解決するのは
容易ではないと思うけど、、
それでも！
戦争では絶対に解決する事はできないし
人の命を奪うのは許されないと思います。
どんなに月日がたっても
辛さと悲しさが残る。
この体験をした方が高齢になり
戦争を体験した方が少なくなる中
この出来事が忘れさられていかないように
今生きてる人達で祖父母の記憶を伝えて
繋げていかなといけないと思います。
世界平和
とても大きな言葉だけど
戦争という文字が
消える日を心から祈ります。
犠牲になった全ての方に
黙祷を捧げます。
沖縄には
”命どぅ宝”という言葉があります。
命が一番大切な宝。
という意味です。
たくさんの方にこの言葉を
知ってもらいたいと思います。