「寿と三人の英霊」での稽古,舞台は生涯、忘れることのない、私の宝になりました。
目が不自由になられ、舞台から、離れてしまった伝法さんの芝居への情熱、想い、から、書き上げた台本でした。
初めて伝法さんに送らせて頂いた日、私は丁度、他の芝居の稽古をしていましたが、気が付くと5回の着信履歴が伝法さんから、ありました、それは届いた台本を奥様に読んで頂いて、その感想を私に伝える為の5回でした。
「面白い本や」と嬉しそうにお話し下さいました。
あの時、私は電話を耳に当てたまま、泣きました。
芝居を初め、色々と辛い事や悔しい想いをしましたが、今回の舞台の為に
これまでの全てがあったように思います。
ご覧頂いた方がお帰りのロビーで「良かった」「感動しました」と口々に言って頂き、赤い目をされていました、泣かれたまま、収まらない方もおられました。
書いて頂いたアンケート、1枚も、悪い評価はありませんでした、「おじいちゃんにあいたくなりました」
「みなさん、本当におられるように思いました」等、本当にありがとうございました。
初めてDVDも予約販売しましたが、びっくりするほど、購入していただきました。
私は今回、大きな自信を頂きました、私の書いた世界が舞台に生き、多くの方を感動させれたこと、
本が良いというお言葉、頑張ります、ひたすら、書き、演じ、制作し、やめません。
これからもどうか、宜しくお願いいたします。