2年前 演劇集団 芝居小屋さんの公演「裸の街エレジー」にヤクザの兄貴分役で出演させて頂きました。
私にとっては生涯初の本格舞台でありました。
そのきっかけになりましたのは小西由貴先生のレッスンをたまたま受ける事が出来たからでした。
まさか、こんな私なんぞにお声が掛かるとは思っておりませんでしたので、そのお誘いが届いた時の
動揺は今、思い返しましても大変なものでした。
その舞台「裸の街エレジー」の顔合わせの日の事も生涯、失くせない思い出であります。
稽古場に入れば、初めてお会いする情熱に燃える若き劇団員の方々、
小生、いい歳なもので、一見、経験豊富な役者を装っておりますと、
みなさん、丁寧にごあいさつして頂き、心の奥底に「エライトコ来たなぁ・・・」と不安の水溜まりがどんどんと水かさを増し、包まれるアウェー感、ハンパなく、開始時間を待っておりますと、
テレビッコとしてブラウン管に育てられたような私の前に時代劇や、ドラマ、映画でそのお顔を拝見いたしました大先生が次々にお越しになり、息を飲みました、人間、こんなどぎつい緊張に身を置くと
手が冷たくなりますなぁー「ええーええー此処で俺、脚本、読みますか?それ、読めますか?ええ?!」
あんなに追い詰められた心境に落ちた事はまあまあないでっせ、
その時、自分がどんな声を出してたのかと想いますと身震いする寒さ、
皆さん、良く通るハッキリしたセリフでしたなぁー
ところが、その僅か、2年後、
誰が想像出来たでしょうか!
今年の芝居小舎さんの公演は小生の脚本なのです!!
誰が想像できたでしょうか!
大先生方と懇意にさせて頂いております。
誠に感慨深いのであります。
どうか、皆様お越しください。
今回の舞台「島にて、父、漁師たり」
沢山の私の想いが埋まっております。
迷い、迷い、苦しみ、時には絶望の沼に沈み、
やがて、小さな希望を握り、心を固めた
私の多くが。
これからも、初志貫徹!星一徹!
見ろ1あれが役者の星だ!!
あ、要るね、大俳優養成ギブス。
兎に角、某、必死のパッチ、アパッチ野球団、ウキー!
頑張りますので、皆様、宜しくお願いいたします。
と、明日、その「島ニテ、父、漁師たり」
顔合わせ、ヒヤーーーエライ事なってますなぁーーー