『ザ・ノンフィクション』のナレーションを
務めることになった多部ちゃんの
インタビュー記事です。


インタビューから一部抜粋

―後編では「人にはそれぞれ、何を犠牲にしても

たどり着きたい場所があるのでしょう」という

ナレーションがあります。

多部さんがたどり着きたい場所や、

目指しているものはありますか?


犠牲とは違いますが、振り返ると結婚して

「子どもがほしい」と思っていた時期は、

オファーをいただいても、仕事をお断りしていました。

一緒にお仕事をしてみたい方や、

出会ってみたいと思っていた方々から、

たまたまその時期に声かけていただいて。

今回は大事をとって断る、という気持ちでした。

その時期は、もう次に声が掛からなくても、

この仕事ができなくなってもいいから子どもが

ほしいという気持ちでした。

キャリアを手放すことになっても、

自分が望むものを優先して突き進もう、と。


――その後、子育てと仕事の両立はいかがですか?


どうでしょう…私は本当に不器用な人間なので、

出来ていないことのほうが多いんです(笑)。

でも、壁にぶち当たる前に「これでいいか!」

と開き直るようにしています。

「もう今日は手を抜いちゃお」みたいな日々です(笑)。



多部さんは、ご主人と3年の交際期間を経て
2019年10月に結婚されました。
仕事を断って…もう、仕事ができなくなってもいいから
子供が欲しかったと今回初めて話していました。
『アイネクライネナハトムジーク』の舞台挨拶の
ときの春馬くんとのオリンピック共演だと話を
したときの話の間とか、視線が泳いだ感じが
ずっと気になって違和感を感じていました。

春友さんは多部ファンが多いから、ドン引きされると思って、

その違和感を誰にも話したことはありませんでした。

ド天然なくせに私、こういう勘が結構鋭かったりするんです。

でも、今回その違和感が私なりに多部さんの母性を
知ることで、腑に落ちました。

『アイネクライネナハトムジーク』の舞台挨拶での
オリンピック共演の話をしたのは、結婚発表の
1ヶ月ほど前でした。
人生の節目である結婚前の段階でした。
私も夫と結婚前に将来の話をした覚えがあります。
結婚を意識した多くの方が同じ思い出があるのだと思います。
多部さんも忙しい女優業の傍ら、将来の子どもの話や
仕事の話をふたりでしていたのではないでしょうか。
だから、舞台挨拶で未来の共演の時期の話に
具体的な返答ができず、真実を伝えられなくて
目が泳ぎ、変な反応だったのかなと思いました。
多部未華子さんは、嘘が下手な正直な方なんだなぁ
と勝手に思っています。
なんだか嬉しくて、私の妄想かもしれません。


https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2233207/

今回のインタビューから察すると
このNHKの『これは経費で落ちません!』の降板発表した
ときの降板理由を詮索した記事にも違和感を感じます。
「えッ、そんなにこだわって自分を貫き通す人かなぁ?
真摯に仕事に向き合う感じなのになぁ?」
とこの記事を読んだとき、しっくりこなかったんです。
多部さんのインタビューから私が推察するには、
妊活でお休みしていた時期か、もしくは
妊娠した時期と降板の話は重なるのかもと思い、
時系列を調べてみました。

✽結婚発表が2019.10.03
✽NHK降板が2020.10月頃
✽第一子出産が2021.夏と発表されています。
この時系列を考えると私の推察はまんざら
外れてはいない気がします。

「もう次に声が掛からなくても、

この仕事ができなくなってもいいから

子どもが欲しいという気持ちでした。

キャリアを手放すことになっても、

自分が望むものを優先して突き進もう、と。

この思いを聞いて書いた記者はどう感じたのか

聞いてみたいです。

悪意ある憶測ではなかったのかと感じてしまいます。
今の記者(ルポライター)は歩いて取材しなくて、
机の前から動かずに記事を書くんだと、
映画『ひとよ』の中で表現がありました。
SNSを信じて書いたりするルポライターが
書いたものなんて何が真実かわからないですよね。
匿名で人を叩くことが平気になっている人と
変わらないのではないかと思ってしまいました。
きちんと取材した上で責任持って書いてほしいと感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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