https://youtu.be/GdKvEEmaLFQ?si=Tykgc12yPDHwQH4D
市村正親
市村からは「現場で会ったら、ヨレヨレの衣装に汚いひげで。本当に剛なのかと思うほど、ひどい状態だった。演技の虫だなと」とストイックな役作りを称賛しました。
國村隼
「タイトルにもあるように碁盤を挟んだシーンがたくさんあります。碁がテーマでもありますが、碁のシーンを通して、格之進の性格を伝えていくという意味合いもある作品です。碁のシーンで格之進の中身が変わっていくのを感じられると思います。」
斎藤工
「格之進と殺陣があったんですけど、僕は準備の時間がたくさんあったんですけど、剛さんは撮影しながら、合間の時間で、大立ち回りを覚えていらっしゃって。それをすぐに落とし込んでいらっしゃるのにすごく驚いた」と撮影秘話。「ダンスの振りのように、動きを覚えられた後に、そこで本番は感情が乗っかる。すごく神業を近くで見て」と驚いた。
「草なぎさんから、静かな哲学を感じ、自分も沸騰した。」
草なぎは「ほめられてうれしい。工くんとは『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』という僕が37歳の時にやったドラマで、対峙するシーンがちょっとあった。その時から『斎藤工さんはお芝居される熱量を押し出してくる』と思ってびっくりしたんですよ。『スペシャリスト』っていうドラマでも、犯人役。その時も最後に対峙してる役で。僕の中では工くんとは、ターニングポイントで戦い合うみたいなのがある」と明かした。「今回は、本当それの集大成だなと思って。工くんは体も大きいんですけど、工くんの胸を借りてぶつかっていった。人間同士が戦ってるような殺陣になったんじゃないかなと思って満足してます」
音尾琢真
「撮影の合間、座らな草なぎ剛というものを、とうとう見させていただきました」と笑顔で話す。「神経が研ぎ澄まされているんでしょうかね。本番に合わせて、ググっとフィットしていくために、ぐっと研ぎ澄まさせている状況が、やっぱり座ると落ち着いちゃうんでしょうかね。そういう姿を見させていただきました。
今日は現場と違ってかなりふわっとしています」と撮影中とイベントでの草彅のギャップに驚いた。
草なぎは「ありがとうございます!高倉剛です」と撮影現場で座らないことで有名だった名優・高倉健さんになぞらえ、会場を笑わせた。
「座ると眠くなっちゃうんですよね。5秒で。みんな、よく眠くならないですね。夜10時には寝るんですけど」と意外な理由を説明。
主演の草なぎは「撮影はすごく楽しかったです。皆さんが持っているグルーヴがいいし、自分の持っているものをすべて出し切れて、幸せな環境で映画が作れました」とにこやかに話す。司会者から「映画とは雰囲気が別人のよう」と指摘された際には「映画を観終わったあと、ちゃんとやってたなあと自分でも思いました。僕の代表作になったと思います」と胸を張った。
草なぎと父娘を演じた清原は「いつかご一緒したいとずっと思っていたんです。本当にぜいたくで幸福なこと」「父上の佇まいで現場にいてくださったので、その背中を支えられたらいいな、追いかけたいなと感じていました」としみじみ。
舞台挨拶の中盤では、草なぎが撮影時のエピソードを披露する場面も。彼は「音尾さんはカメラ小僧」「清原さんと中川くんは囲碁ばっかりやっていた」「國村さんとのシーンは寒かったですね」「工くんはすごくかっこよくて」「市村さんに健康法を聞いたら『親が元気なんだよ』と言われた」「奥野くんはずっと空を見ていた」と次々と口にして観客を笑わせ、最終的に「みんな仲がいいんです」とまとめた。
小泉と草なぎは29年ぶりの共演。小泉は「昔から演じることを楽しんでいた人。今回、主役としてすべてを引き受けている姿を見て感動しました。私も役に立ちたいと思って演じました」と述べ、草なぎを「うれしいお言葉をありがとうございます。キョンキョン大好きです」と喜ばせる。草なぎは過去に小泉からもらったTシャツを現場へ持って行き、サインを入れてもらったそうで「パジャマとして、撮影中は毎日着ていました」と顔をほころばせた。