暖冬という事でしたがやはり大寒です、寒さが厳しくなってきました。私が、急に寒くなった日にヒートショックで救急搬送されたときの話を振り返った体験談を御自分や御家族が同じことを経験されたら、頭の片隅で思い返していただけたらと思いお話します。 


最近ネットニュースで話題になりました。

救急車の入院にならない場合有料化が三重県松阪市で6月から始まるそうです。行政に決定権があるらしいので、全国的には、まだ珍しいのでニュースになりました。



私は10数年前に仕事で迎えた消防OB講師の講話やニュースで聞いていたタクシー代わりに救急車を呼ぶ人がいて、命の危険のある人が間に合わない危険性があることを知りました。ずいぶん以前から三重県では頭を抱えてきたのです。多くの人が本当に必要かどうかを判断して出動要請をするという認識はありました。
ですが、実際に私は自分が救急車を呼ぶかどうかその立場になったときは判断がつかず、判断を間違えたかも知れないと今も感じています。私が予兆がなく脳出血になったときに意識ははっきりしていました。フワッとして少し気持ちが悪くて、その場で横になりました。気分が少しすぐれないから、しばらく休んだら起き上がれるだろうと思ったのです。その時間が5分だったのか30分近かったのかは、わかりません。しばらくして立ち上がれなくて、おかしいなと不安になりました。テレビで見た脳の病気の時のチェックを思い出し、自己チェックして初めて脳に異常がある事に気づきました。横になる前に救急車を呼んでいたら…と。
当時は相談窓口もありませんでした。
その日のことを書いてあります。参考になれば…,


そんな経験から、私はもし『有料だったら良かったのに…』と思うのです。無料だからと気易く呼ぶなという批判の声があることも知っていたから、たいしたことないのに呼んではいけないと思ってしまったのです。

誰のせいでもなく、聞いていた脳の病気の症状があまり出なくて、遠慮して判断を誤った自分のせいではあるのですが、もし、7700円で済むのであれば、遠慮せずに救急要請が出来ていたと思うのです。私の場合、性格的なものも災いしていますが…。

あのとき、呼んでいたら片麻痺にならなかったか、なっていたかはわかりませんが、後悔が残ります。我が家から救急指定病院までは田舎なので家に到着して早くても20分はかかります。

片麻痺で済んだのは、不幸中の幸いと思っていますが…。

入院がなかった場合という基準には、検討の余地はあると思いますが…。

もちろん、いろんな立場の色んな意見はあるとは思いますが、私は

、今回の行政判断にホッとしているのです。

判断に迷うとき

#7119で相談する事をおすすめします。

ただし、実施エリア以外では#7119以外の番号で救急電話相談等を行なっている地域があるので自治体のホームページを確認してほしい。