昨日たくさんの方が『night diver』と花火をポストしてくださいました。どれも素晴らしくきれいでした。
曲調と花火が融合していて観ていた方が思わずカメラに収めたという話もこの動画を観たら納得しました。
この曲の為に花火を選んで合わせてくれたように感じます。
まさに職人技、日本製🎆

 

何冊かか買いだめた雑誌がたまってきたので、再版の可能性が期待できない今、みなさんとシェアしていきたいと思います。
このフォトがとても素敵です。書き写していて、目と心が奪われる。前半は公開前の『銀魂2 掟は破るためにある』の撮影時の芝居に対する熱い思いが彼の言葉で刻み込まれていました。(2018.9 SODAより)

見開き2ページで以下の写真もテクニックが無くて、下手くそで申し訳ありません💦


公開待機作が4本、来年には主演舞台が2本決定済みと作品がめじろ押し。

初の悪役に挑んだ直近作『銀魂2  掟は破るためにこそある』の話を中心に、セルフシャッターで切り取った28歳のポートレート。

     *2018.8.17銀魂2 掟は破るためにこそある

     *2018.8.31SUNNY強い気持ち·強い愛

     *2019.9.13アイネクライネナハトムジーク

     *2018.12.28こんな夜更けにバナナかよ  愛しき実話


     *2019.1月より『罪と罰』

     *2019.4月より『キンキーブーツ』


エンタメ作の悪役だからこそ洗練された立ち振る舞いで


フォトシューティングを終えてインタビュー場所に移動した三浦春馬は、卓上に置かれた『銀魂2 掟は破るためにこそある』で自身が演じた伊東鴨太郎のビジュアルを目にすると「おー!」と大きな声を出して反応し「情報解禁が楽しみだなー」と嬉しそうに見入っていた。そして、「いやー、初めて完成したビジュアルを見たので興奮してしまいました。取り乱して申し訳ないです。」と笑顔で謝罪。この言動からも、彼が映画の完成を前に現場で手応えを感じたことが十分に伝わってくる。

「以前から福田(雄一)監督から『いつか出来ればいいね』とお声掛けをいただいていたので、やっと福田組に仲間入りできることが嬉しかったです。とはいえ、変な表現ですが”なんだこのお祭り映画は⁉️“と圧倒されていた『銀魂』の続編に呼ばれたことにはびっくりしました。また、僕にとっていつまでも憧れの存在である小栗(旬)さんと、小栗さんの作品で久々にご一緒できることにも純粋な喜びがありました。」


彼が『銀魂2』で演じた役は、新撰組参謀の伊東鴨太郎。剣の達人にして強い野心の持ち主で、柳楽優弥が演じる土方十四郎と互いに忌み嫌い合っており、ヒールとして事件を巻き起こす存在だ。

「素晴らしい役者さんが揃っている中で、特に柳楽くんと密接な関わりを持って芝居をさせてもらいました。柳楽くんとは、子ども時代に何度か一緒になったことがあるんですが、成人してからの共演は初めてです。お互いに子役からこの世界に入り、こうして仕事現場でまた、会うことができて感慨深いものがありました。」



福田雄一作品には、ギャグやコメディの要素が多分に含まれているが、鴨太郎の役はシリアス一辺倒のキャラクター。

「いいスパイスとしてお客さんを裏切れたらいいなと思います。鴨太郎は、、どこか陰の部分を持ち合わせていて、その所以みたいなものをきちんと演じることもできる魅力的なキャラクター。これまでの俳優人生で“ザ·悪役”を演じたことがなかったので、その意味でも嬉しかったですし、すごく貴重な体験でした。」

若手の頃から多くの作品で主役を務め代表作を得てきた彼は、今回大人気シリーズの中で悪役を演じるという好機を得た。正義と悪では、刀の扱い方ひとつにしても、まったく変わってくるという。

「スタッフや監督に相談して、人に頼ったあとに、首に纏っているスカーフで刀を拭う仕草を入れました。普段スカーフは、激しく動いても乱れないように固定されているんですけど、そのシーンでは外せるように普通に巻いていただいて。なぜ鴨太郎がスカーフを巻いているのかを考えた時に、いつ何時でも斬ったあと自分の愛刀をケアしたいからという理由付けもできるなと思ったから。映像だからできるリアリティに関する相談は、他にいくつかさせてもらいました。」

とはいえ、幅広い層をターゲットにしたエンターテイメント作品なので、”悪“の表現にはコントロールが必要だった。

「もう少しバイオレントな表現をしてもいいかなとも思っていたんですが、グロテスクな表現や斬り方は極力抑えることになりました。小学生にも見てもらうためには、レイティングの関係で血は見せられないんです。多くの人に愛されている作品だからこそ、過激な芝居ではなく洗練されたクールな立ち振る舞いで魅せるというところで勝負しよう、と」

伊東鴨太郎はむしろ、彼のバックボーンが明らかになる段階で、観客の共感や同情を呼ぶタイプの悪役だ。三浦は演じるうえで、あえてそこの部分を削ぎ落とす作業をしたという。

「現場に入る前に、監督と原作通りにラストで彼の背景を一気に見せるべきか、ちょっとした目の動きや息遣いで彼の逡巡や躊躇といった人間くささを表現した方が方がいいのかについて話し合いました。現場に入って各カットごとで福田監督から芝居に関して細かく言っていただくうちに、結局鴨太郎の逡巡はあまり見えない方がいい、ということになって、その分、ラストで自分の過去に向き合うというメリハリをしっかりつけながら演じ分けたつもりです。」  



古今東西の物語には、常人には理解不能な悪役が多数登場する。鴨太郎の芝居を振り返りながら「救いようのない、“ザ·悪役”にはまたいずれ挑戦したい」と語った三浦。「例えばどんな悪役をやりたいですか?」という質問をすると「やる時まで言いません(笑)。」と明言を避けた。

「悪役をやりたい理由は、やったことがないから。ただただそれに尽きます。誰しもが自分の中に破壊的、攻撃的、破滅的な部分をはらんでいるけれど、日常生活を送るうえでは、そこに向き合うことはないし、むしろ、向き合わないようにしている。だから、キャラクターや作品を通して、自分の暴力性みたいなものがどんなふうに出てくるかに興味があります。人としての一番遠いところにあるものだから、自分も含め、役者は悪役に惹かれるんだろうなと思います。」

           ⦅⦅     続く       ⦆⦆