『左手一本のシュート』
お正月に放送された『左手一本のシュート』と言う中川大志くん主演の映画を見ました。録画のときに説明内容を読んだら以前になにかの記事で読んだ実話だと思い出しました。
高校生で脳出血し、大好きなバスケが出来るようになることを目標にリハビリを頑張る男の子の話です。


記事より一部抜粋しました。


自分の闘病生活とオーバーラップしました。熱のこもったリアルな片麻痺の演技でした。

中川くんが役作りを話したこの内容、その取り組みの真剣さは、至る所にリアリティーな演技で現れていました。片麻痺の人の1歩目の歩き出し方など些細なところまで繊細に再現されていました。監修されたリハビリの先生に食らいつくように疑似リハビリ体験されたのだろうと想像します。体に記憶させて、瞬時に体が反応したんだろうと思えます。どれだけ努力したのでしょうか。演技に思えないほどでした。
右麻痺、左麻痺では全くリハビリの内容が違ってきます。利き手を変える作業は、メンタルが傷つきます。治すのは利き手だけでなく、心のケアも大切です。体が覚えている利き手を使うこと。利き手を動かしているのに動かない。反対の手に変えることは脳の配線を変えることから変えなければならず、頭で理解するようにはうまく進みません。
それでも、田中くんは目標に向かい、懸命に努力し続けました。
そして、それを演じた中川大志くんの演素晴らしかったです。
いい役者さんになりましたね。これからの成長が無限大に感じる役者さんですね。



『オタクに恋は難しい』

作品情報が番組表にもなく、随分前に何となく録画していました。キャストの記載もなく、アニメの実写化としかわからずに、見始めると、主演は高畑充希ちゃんでした。

いきなり始まる歌とダンス、ミュージカルコメディー映画、充希ちゃんの歌声を聞くだけでも得した感じ。

漫画原作なので、内容はオタク受けを狙い過ぎかなとも思えたけれど、振りきった演技は流石の高畑充希ちゃんが期待以上。話の内容はキテレツ…。

高畑充希ちゃんの演技には、人を引き付ける力があります、圧巻です。

ネタバレするので詳しくは書きませんが、中盤から出演の斎藤工さんのオーラは充希ちゃんに負けずに強烈で面白い。又、タップダンスがうまい❗️歌も歌うし、こんなに踊れる方だとは知らなかった。意外性が。さすがの喜劇の福田雄一監督ですね。

充希ちゃんの歌が始まるまでは、奇抜な内容過ぎて充希ちゃんの魅力だけでは映画1本厳しいなと思っていました。この充希ちゃんの相手役を春馬くんが演じていたらと何を見ても考えてしまう春馬脳ですが、もっと振り切った演技をしていて、色んなアイデアを監督やプロデューサーと話し合い、肉付けしていき、もっと違う映画になっていたんだろうなと思いました。『大人高校』瑛人の顔が何度も浮かんでしまいました。

山崎賢人くんはそつのない演技でしたが、私には役どころの意味がわからなかった、この役なくてもいいかなと思えました。


イケメンが華を添える山崎賢人くん、そんな感じの役どころなのかな。賀来賢人くんとオタダンスもありました。カックンが出てくると、やっぱり期待通りの振り切ったことをくれて、なりきり方が別格で、さすがの存在感。

ハンサムライブを思い出しました。「ホワイトセレナーデ」を一瞬期待してしまいましたww。デュエットで登場するわけないのに。