みんなが大好きな春馬ローラ、この役がやりたいと努力で手に入れ、ローラになるために懸命の努力をした人。

 そしてその努力を知る人は感動し、感銘を受ける。


彼の人としての優しさ、思い遣りをまなびたい。

それを幸せと感じる。

 Twitter引用させていただきました。



人生を決めるのは、能力ではなく性格である・・・と言われています。
そして、最も大事な資質は諦めないという性格である。

だから“努力は才能に優る”というのが私の持論です。

その実例として、『ちょっといい話』 を紹介します。

世界選手権まであと1年8ヶ月と数えたある日、
ドイツから、一人の無名選手が日本代表候補合宿所にもぐりこんできた。
18歳の彼は、親に3年間卓球をやる許可をもらい、
6ヶ月アルバイトをした40数万円を持ってやってきた。
もちろん、ドイツのナショナルチームのメンバーに入っていない。が、
『世界選手権でチャンピオンになりたい』という。

航空チケットを買って、残った金も20万円。
彼はこの金で、ビデオを買いたいという、手元にはいくらもない。

『チャンピオンになりたい』という、この無名の男を受け入れた日本の監督は、
まず、彼に条件をつけた。
『日本代表の女子選手全員に勝つまで男子とはやらせない』、と。
1日たち、2日たち、3日目に、彼は監督に、「まだ男子とやらせてくれないか?」
「だめだ、君はまだ内山に勝っていない」その日1日中、彼は内山と試合をしていた。
涙をポロポロ出しながら・・・。

『日本の水はおいしいから・・・』と、水を飲んで、
なけなしの金で買ったビデオを見ながら、自分のプレイを研究していた彼。

その日の練習の終りに、「君のレシーブは、バック側にきたサービスに対しては、
必ずツッツいたり、バックハンドで軽く返すことしかできない。
レシーブから回り込んで、強攻していけるようなレシーブのかまえが必要だよ。
下がって、充分な体性で待っているカットマンを打ち崩すのは大変だよ。
前にいるカットマンは崩しやすいよ」 
「わかった、やってみる」その夜、彼の部屋は遅くまで電気がついていた。

次の日、彼のレシーブ位置は、バックサイドよりに・・・。
レシーブからファアハンドのドライブレシーブをかけた彼は、はじめて内山選手に勝った。
「ボス、やったよ」と報告にきた彼の晴々とした顔があった。

食事の時に、日本選手や、コーチ陣が肉や野菜を少しでも残すと、
「もう食べないのか。これ、もらってもいいか?これで一食たすかる」と言って食べていた彼。
練習の時から、自分のプレイをビデオ撮影して、その一本一本を消さずに持ち帰った彼。
2週間の間に、大学ノート7冊に、びっしり書きこまれたアドバイスや反省を書きとめた彼。

1年8ヵ月後、ドルトムント世界選手権の男子ダブルスの表彰式直後、
金メダルを胸に、「ボス、ありがとう」と日本選手団のいる観客席にかけてきた彼。
彼の名は、ステファン・フェッツナー。

https://www.kodama-mirai.org/blog/243/

この話を読んで、キンキーブーツのローラを演じるために単身ニューヨークでシンディ・ローパーのボイストレーナーのレッスンに行っていた春馬くんを重ねていました。

情熱の熱量は彼よりも熱かったに違いないとファンとしては思います。。1ヶ月他の仕事を都合をつけることにマネジメントに感謝したに違いない。


春馬くんのこのような話をこんな風に温めて大切にしている方は、きっとたくさんいるのだと思います。

ただ、ごく一部の方に聞く耳がなく、誰彼構わず叩く人がいる。ファン全体がそう思われている現状では、恐ろしくて話せないでしょう。

ひょっとしたら聞けないままになるかもしれない。

もったいない、せっかくのチャンスを受け取れない。

春馬くんがそんなふうな行動をしたことがあっただろうか?

素晴らしい人と出会い、学ぶ機会が与えられた、いつも感謝をわすれなかった。

学びとる力、それも素質ということ、余すところなく、まなびとりたい。


🎶暁窓際のミチシルベ

https://youtu.be/WEUXYYxpaAw