私は、片手生活だけど、何でも一人でやりたい人なので、出来なくてイライラすることもあるけれど、諦められなくて頭を冷やして冷静に考えられるまで時間をかける。そうすることで、他人の声が素直に聞こえてくる。出来ないではなく、柔軟に出来るような工夫が生まれます。
その達成感のルーツは、私の祖母が教えてくれた自分の事は自分でやるという3歳前くらいの記憶。
今では当たり前の共働きも私の子供時代、田舎では珍しく、祖母が毎日面倒を見てくれていました。末っ子で甘やかされていた事もあり、着替えさせてもらうのが当たり前、ある日、自分で靴下を履きなさいと祖母に言われて、履けずにグズグズと何度もトライ、出来なくて半泣きになりながらもすごく時間をかけ、片足履けました。嬉しくて泣き笑いしながら顔をあげたら祖母の満面の笑み、あの笑顔が見たくて多分、いまだに意地でもやるんだと思います。
靴下を履くで思い出したことがもう一つ。
以前にも書いたことがありますが、急性期の病院で手の回復は、かなり難しいとは言われましたが、リハビリで有名な大学病院へ転院し期待もしましたが、亜脱臼の痛みが取れないとはいえ、なかなか始まらない手のリハビリ、不安は増すばかり、治るのか?転院して一ヶ月以上線な感じでした。
そんなときに「うーたんさん、靴下を履く訓練を始めましょうか?」と担当看護師に言われました。凄く驚きました。なぜ看護師が?と。
そのときに履いていた靴下は、血栓ができないように24時間医療用の弾圧ストッキング。両手が使えても履くのが大変な代物。
なんで、ドクターでも理学療法士でもなく、看護師が言ったのか?ぐるぐると思考が駆け巡りました。
こりゃあ、片手は後遺症が残るのかも知れない。退院後に困らないように先を見据えた看護師の気遣いかと、不安になりながらも彼女に従いました。
その後の作業療法士の態度で薄々感じとってはいました。
ドクターからの告知は、この1~2クッションがあったから、泣く泣く受け入れられたのだと感じています。『あぁ、やっぱり』と。
医療従事者からしたら、エッていう話なのかもしれないですかね。
私の息子は、私のリハビリを見て医療の道へ進みました。大学卒業後、リーマンショックで内定取り消しとなり、長いトンネルを抜け出せなくなっていました。やりたい事が見つかった。そう考えると病気になったことも無駄ではなかったと思えます。あのとき、会社勤めにならずに良かった。
前置きが長くなりました。
今日は、雑誌、段ボールを縛るグッズの紹介です。
十文字に紐をかけると健常者の方でも持ち上げるとグスグスになり
果てには、崩壊することがありませんか?
私は、元々この作業が大の苦手、角でやったりしていましたが、ね。
で見つけたのがDAISOのこれ。
大の苦手な縛る作業は、いりません❗
凄いでしょ😘
ラップの紐状のモノ。ラップだから張り付くんです。
テーブルやベッドの上にナイロンシートを広げて汚れ防止。その上で行ないます。
最初は、グスグスでも何周もひっくり返しながら貼り付けて行くと閉まってきます。コツは惜しげも無く何周も掛けること。
で何周もしたら貼りつくので縛らずに切るだけ。
次は90度向きを変え、もう一箇所、十字に掛けます。
これで持ってもバラけないです。
荷物がゴソゴソなのを固定して壊れないようにして送ったりにも使えます。
ダイソーに行けない人、アマゾンや楽天にもしっかりしたのあります。