脳出血で倒れた当時は、軽度認知症のある義母が85、下の娘が19で学生でした。幸い家から通っていたので、入院中は、調理は娘、洗濯は義母がしていてくれました。近所の友達がおかずを作ってよく持っていってくれていました。有り難かったです。
後に彼女にこの時の感謝の気持ちと恩返しの話をしたら、そんな事!気にしないで!と、助けが必要な人にしてあげたらいいと恩送りの話をしてくれました。
春馬くんの演技の教えを後輩に伝える、渡したいという思いも恩送りですね。
今回は調理の話、この前の続きです。
大根を切るでも、キャベツを切るでも片手でやったことがありますか?
切ると言う動作はは、片手で物を抑えて、利き手で持った包丁で切る。
片手で切る場合は押さえる何が入ります。
自助具として売りに出されていますが、需要があまりない為凄い高価です。私は、持っていません。
私の場合は木のまな板に長いステンレスの釘を2本打ち付けています。それに食品を刺したり、挟んで切ります。
固定する為にまな板の下にも100均の滑り止めが必須です。
けれど、千切りやみじん切りは床に飛び散るので、専用グッズを使います。私はナイサータイザーというグッズを使用しています。
これなら洗う時にもさほど危険がありませんから、手を切る心配が少ないのです。電動のものもありますが、鋭利な歯が危ないので使用していません。
大根おろしも麻痺手側に力が入り、楽天で見つけた和田商店のおろし器に出会うまで腕が痛くなるので出来なかったのですが、短時間で力要らずで出来るようになりました。多分、五十肩やご高齢者でも喜ばれると思います。
肉も包丁から逃げるので包丁では切れません。のでキッチン鋏が大活躍です。
下の包丁研ぎも片手で簡単に研げます。どれも実際私が何年も使っているものです。
始めた頃は、以前していたようにしなければと頭ガチガチでしたが、出来るように色んな物を使い工夫して楽しんでやっていければ良いと考えに至りました。私に家族は完璧を求めないし、言わないけど頑張っている事は認めてくれているんだと思います。
刺し身は切れないから、柵で買わず、切ったものを買うとか。
キャベツの千切りは苦手だからカットした物を買うとか。気楽に考えて構えないこと。手抜き常套です😆
最初はやりたいのに上手くできない腹が立ちました。
ついつい、以前のようにやりたい。もっときれいにとか、早くとか。全くナンセンス。
やりたい気持ちがあれば、時間がかかるけれど、繰り返すうちに、手抜きや、工夫が生まれ、いつか出来るようになります。
私も最初は悲惨でした。釘に指した大根が抜けない、刺したリンゴは釘の穴だらけ。いいんだよ、気にしない!やる気と思いやりがあれば、どんなものでも家族が喜んでくれるはず。喜ばなかったら、喜べと笑って言う✌️😉
だから、片手で調理するコツは、気長に構えて時間かける事と、まわりに感謝の気持ちを伝える事。愛さえあれば何とかなる。
行き詰まったら、後押しするから相談してくださいね。私チャレンジャーだから、実習生がリハビリに来るコースになっているから、何でも聞いてくださいな。万能ではないけど、何かヒントになれば嬉しいです。
出来ない事は出来ないと伝えて手伝ってもらう。難しく考えず、逃げ道を作っておく。私は、生協が逃げ道かな、駄目な時は楽な冷食!(笑)
肝心なのはしなくちゃならない、以前のようにやると思わない事。工夫次第。
食器洗いは食洗機頼みだし、鍋はきれいに洗えないから、キレイ好きな息子が担当です。いちばん大事なのは、おだてて使う口かも(笑)
私が知らない便利品も教えて下さいね。
100均は、便利グッズの宝庫です。おしたし作るのにレンチンの野菜蒸しを使ったら、栄養価も高く、時短で洗い物も楽です。そんな感じ。
気楽にね。
春馬くんがのけぞりそうなカワイイやつ🐁
https://maidonanews.jp/article/14276717