銀魂2の春馬くんの存在感が話題になリました。
 原作に忠実に作り込まれた伊藤鴨太郎は、原作ファンから凄いよと絶賛の声。
 先ずは、拘ったあの特徴的なメガネ👓


クールな鴨太郎のイメージの中で欠かせないアイテムのメガネは
春馬くんの骨格に合わせたオーダーメイド、髪の色とピッタリのフレームカラーは、クールなイメージを大切にする為、ザラザラとした表面の鉄製だそうです。
 メガネを触わり方にも鴨太郎らしさにこだわったそうです。
 今回のオファーは福田監督が「伊藤鴨太郎は春馬に」とたっての希望でした。
  


将来は、「海外で舞台に立ちたい。」と早くから言葉にしていて、インタビューで一番最初に話していたのはどちらの舞台か忘れたけれど、ゴージャスのミュージカルの時の囲み取材の動画で見ました。夢に近づく努力を惜しまなかった。まわりの役者仲間は、彼は人の5倍も10倍も努力し続けたと言います。誰もが認める努力家でした。

 彼を知る上で驚く話が、2019年のキンキーブーツ再演時に見事なドラッグクイーンの丸みを帯びた筋肉ムキムキの見事な体作りをしました。彼の親友のキックボクサーの江幡ツインズに指導してもらったと話していました。自分の練習をしながら、春馬を指導していたら、腹筋してと言ってから1時間経った事に気付いて、まさかと彼に目をやるとまだ腹筋を続けていたと言います。親友も驚く真面目でストイック。そんな影の努力を知ることになったのは彼がいなくなってから。影の努力を観る側に知られることを嫌いました。
 普段通うジムでは、余りに見事な筋肉に写真が飾られていたそうです。

 過密スケジュールでも隙間時間があると、稽古事を入れていたと言われます。
 忙しくて定期的に通う事はこの1〜2年は難しかったでしょう。殺陣に英会話、ボイストレーニング、ダンスレッスン、乗馬に日舞等もしていたらしいですね。あの美しい指先の動きは日本舞踊が出来ているからなのですね。私は、長い事和装の仕立てををしていたこともあり、所作などを見る限り、着付けも出来ると思います。佇まいや、裾捌き等でわかります。『日本製』の写真集で袴も畳んでいました。付け焼刃でできる事ではありません。本当に努力家。誰にも努力をひけらかさない。きっと海外で着物を着る時を考えての事だったのでしょう。考えると目先の為ではなく。10年後の自分をイメージしていたのでしょうね。未来の夢が見たいんだの『天外者』五代友厚のセリフが思い出されます。

 殺陣の動きに無駄がなく、キンキーブーツのダンスでもそうでしたが、指先から爪先まで神経を配り動きが美しいのです。多分、老若男女問わず、見とれてしまいます。
 イチロー選手や錦織圭選手などの一流アスリートと同じく、天性の才能と努力で
天才になるのだと思います。
 その素質に注目し、三浦春馬に演じさせたいとイギリスの演出家フィリップブリーンは2度の主演を彼に持って来ます。この舞台の主演は彼しかいないと。

 その話は、演劇人の中で噂になっていたと聞きます。日本にそんな逸材がいるのかと注目されだしていたと。『進撃の巨人』は海外ではヒットしていますので、彼は世界中に、ファンがいます。観劇の為にヨーロッパやアメリカにも赴いています。その時に知り合いになった人々とパイプもできてきていたでしょう。キンキーブーツのレッスンでアメリカに滞在した期間もありました。長い準備期間があり、ようやくこれから世界を舞台に羽ばたくのかと多くの方が彼の夢が現実になることを願っていました。彼なら叶えられると思っていました。あと少しだったのに。エンタメの発展途上国日本から旅立たせてあげられなかった。この国は、逸材一人を大切にできなかった。

 彼こそが、凄まじい才能の持ち主、天からの授かり者
     『天外者』だ。

  天から授かった魂は、天に帰って行きました。
  たった30年と言う期限を駆け抜けて。

  春馬くん、夢をありがとう。

YouTube引用させていただきました。



うーたんマロンのmy Pick