皆さんこんばんは、ハヤテです。
第61回 日経賞（G2）のデータ分析です。
(1)日経賞では、単勝オッズ「2.9倍」以下の支持を受けた馬が３着内率70.0％と上々の成績。しかし、「1.4倍以下」の断然人気に支持された３頭は、６着、２着、３着に敗れている。
単勝オッズ別成績（2011年を除く過去10回）
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 ３着内率
2.9倍以下 2-2-3-3 20.0% 40.0% 70.0%
3.0～4.9倍 0-1-1-4 0% 16.7% 33.3%
5.0～9.9倍 2-5-1-8 12.5% 43.8% 50.0%
10.0～14.9倍 2-0-2-6 20.0% 20.0% 40.0%
15.0～19.9倍 1-0-0-7 12.5% 12.5% 12.5%
20.0～29.9倍 1-2-1-5 11.1% 33.3% 44.4%
30.0～49.9倍 1-0-1-22 4.2% 4.2% 8.3%
50.0～99.9倍 0-0-1-15 0% 0% 6.3%
100倍以上 1-0-0-28 3.4% 3.4% 3.4%
(2)日経賞には関西からの遠征馬も多数参戦しているが、好結果を残しているのは「関東馬」。阪神競馬場で行われた2011年を除く過去10回において、3番人気以内に支持された「関西馬」は13頭いたが、2着以内に入ったのは2002年2着のタップダンスシチー（3番人気）、2006年1着のリンカーン（1番人気）、昨年2着のウインバリアシオン（2番人気）だけとなっている。
所属別成績（2011年を除く過去10回）
所属 成績 勝率 連対率 ３着内率
関東馬 7-7-4-47 10.8% 21.5% 27.7%
関西馬 3-3-6-42 5.6% 11.1% 22.2%
地方競馬所属馬 0-0-0-9 0% 0% 0%
(3)前走のレース別成績を調べると、日経賞で３着以内に入った馬の臨戦過程は、表の８レースに集中していた。なかでも「アメリカジョッキークラブＣ」と「▲▲▲▲▲」、さらには阪神競馬場で行われている1600万下の「御堂筋Ｓ」が目をひく成績となっている。なお「京都記念」組は過去10年で未勝利だが、延べ４頭が２着に入っており、その４頭はすべて、日経賞で３番人気以内の支持を集めていた。
前走のレース別成績（2011年を除く過去10回）
前走のレース名 成績 勝率 連対率 ３着内率
有馬記念 2-2-0-8 16.7% 33.3% 33.3%
ｱﾒﾘｶﾝｼﾞｮｯｷｰｸﾗﾌﾞC 3-1-2-6 25.0% 33.3% 50.0%
京都記念 0-4-2-9 0% 26.7% 40.0%
中山記念 0-1-1-10 0% 8.3% 16.7%
ダイヤモンドＳ 2-0-3-13 11.1% 11.1% 27.8%
▲▲▲▲▲ 2-0-1-2 40.0% 40.0% 60.0%
御堂筋Ｓ（1600万下） 1-2-1-2 16.7% 50.0% 66.7%
その他のレース 0-0-0-48 0% 0% 0%
(4)中山競馬場で行われた過去10回の日経賞において連対した馬の成績を調べてみると、「前年の秋に京都競馬場の重賞に出走していた」馬が多数いる事がわかる。
前年秋に京都競馬場の重賞に出走していた、日経賞連対馬一覧（2011年を除く過去10回）
年度 着順 馬名 該当レース
03年 2着 バランスオブゲーム 2走前 菊花賞
04年 2着 ゼンノロブロイ 2走前 菊花賞
06年 1着 リンカーン 4走前 京都大賞典
07年 1着 ネヴァブション 3走前 菊花賞
2着 トウショウナイト 4走前 京都大賞典
08年 2着 トウショウナイト 6走前 京都大賞典
09年 1着 アルナスライン 4走前 京都大賞典
10年 1着 マイネルキッツ 4走前 京都大賞典
12年 1着 ネコパンチ 5走前 京都大賞典
2着 ウインバリアシオン 3走前 菊花賞
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