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タイヤメーカーの実力を暴くシリーズっぽくなってきてしまったが・・・w

今回は、コンチネンタルにも注目して欲しい。日本では一部の人にしか知られていないメーカーと言って良いと思うが、世界でもトップクラスに技術力の高い メーカーだ。ミシュラン、グッドイヤー、コンチネンタルは、世界三大タイヤメーカー(売上げではなく、品質で)と言ってもいいんじゃないだろうか。

これらのメーカーのタイヤは、超高速域でも抜群に安定しているが、その理由は何か。専門的な話は横に置いておくとして、出来上がった製品を手にとってすぐ に気付く違いもある。それはしなやかさと軽さだ。200km/h 以上で走っても路面追従性が非常に高いのは、タイヤがしなやかで且つ軽いことが大きい。しなやかと言っても、ブレーカーコード(タイヤの形状=最近は特に 平べったい・・・を維持するための内部構造。ベルト部)は強靭で、高速域でも形状を維持する(安いタイヤとの差)。しなやかなのはサイドの部分だ。手で押 してみるだけで良く解るが、これで路面からの衝撃を吸収する。また、軽量なのも、測ってみればその差は大きい。一例を示そう。

【サイズ 225/45ZR17】

9.7 kg ミシュラン_Primacy HP MO

9.8 kg コンチネンタル_ContiSportContact 3 MO
10.0kg ミシュラン_Pilot Sport PS2
10.4kg ミシュラン_Pilot Super Sport
10.4kg グッドイヤー_EAGLE F1 ASYMMETRIC 2
10.8kg ピレリ_P ZERO ROSSO MO
10.8kg トーヨー_PROXES T1R
11.1kg ダンロップ_SP SPORT MAXX
11.2kg ヨコハマ_Advan Sport
12.3kg ブリヂストン_RE050


この中では、国内メーカーではトーヨータイヤがけっこう軽かった。地味なメーカーに見えても、こういう部分で技術力を示していたりする。ブリヂストン重!  ミシュランやコンチネンタルはさすが・・もはやコメント不要。プライマシー軽いな~。コンチネンタルがもう少し安く手に入ればうれしいんだけどw。

【サイズ 235/45ZR17 (国内メーカーのみで比較)】

10.8kg トーヨー_PROXES T1 Sport   
11.0kg ヨコハマ_ADVAN Sport   
11.6kg ダンロップ SP SPORT MAXX TT   
12.4kg ブヂストン_POTENZA S001   

ブリヂストンは新型S001 を投入したが、RE050 と変わらず国内ライバルとの差も埋められないでいる。重いタイヤは、路面追従性が悪い、乗り心地が悪い、車体にもダメージが蓄積(ブリヂストンは重いだけ でなくサイドが硬すぎて、サスペンションに悪い)、燃費にも悪影響、などなど、およそ良い事はない。

車マニアはわざわざ大金を払って特別に軽量なホイールを買う。雑誌でもバネ下重量』を減らすメリットを力説している(そして軽量ホイールメーカーの広告が躍るw)。 しかし、そんなマニアがブリヂストンのタイヤを疑い無く選んでいても、販売店は素知らぬ顔。知名度の高いブリヂストンは黙っていても高価なモデルが売れるため、店員(仮に知っていても)野暮な事は言わない

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前回少し触れたUTQG についても見てみよう。UTQG とは、アメリカで法的に義務付けられた試験で、この結果をタイヤに刻印しないと販売できないのだ。内容は

①寿命 (数字が大きいほど長寿命)
②WET ブレーキ (AA、A、B、C の4段階)
③耐久性 (A、B、C の3段階)

となっている。このうち消費者が注目するのは経済性の①と、安全性能の②だ。(③は発熱に対する評価だが、A でもB でもC でも合格であり、余程の過酷な走りでもしない限り無視して良い)

300, AA, A ミシュラン_Pilot Super Sport
320, AA, A ミシュラン_Pilot Sport 3
280, AA, A コンチネンタル_ContiSportContact 3
280, AA, A
コンチネンタル_ContiSportContact 5
280, AA, A
コンチネンタル_ContiPremiumContact 2
240, AA, A グッドイヤー_Eagle F1 Asymmetric
300, AA, A グッドイヤー_Eagle F1 Asymmetric 2
260, AA, A ピレリ_Cinturato P7
220, AA, A ピレリ_P Zero Rosso

180, AA, A ヨコハマ_ADVAN Sport
240, AA, A トーヨー_Proxes T1 Sport
240, AA, A ダンロップ_SP Sport Maxx GT
240, AA, A ダンロップ_SP Sport Maxx TT
140, A, A ブリヂストン_Potenza RE050
280, A, A ブリヂストン_Potenza S001

プレミアムクラスのタイヤのデータを拾ったので、ブレーキ試験の結果がほとんどAA ばかりとなっている。ミシュラン、コンチネンタル、グッドイヤーの凄さは、長寿命を実現した上でこの性能を出している事。日本のメーカーも健闘しているが、ヨコハマがやや 寿命短め。ブリヂストンはRE050 だけでなく新型のS001 でもまだA のままというのは、高額なプレミアムクラスとしては正直不足だ。

↓この手の走行レポートでも、やはり上記の通り。
http://www.halfmile.co.jp/tireimpre/ps2_xm1/ps2/ps2impretop.htm


技術的データは、日本ではタブー。先ずコマーシャルありき。消費者の目には、都合の悪い情報は決して触れさせず、クルマ雑誌に広告記事が載るだけ。当然それらの雑誌は、スポンサーという形で最大手のメーカーが牛耳る。

ヨコハマ、ダンロップ、トーヨーは本当にブリヂストンに劣るのか。実売価格の安さから言えば、むしろ優秀じゃないのか。『高いなら安心だろう』 なんて通用しない。これは何も自動車タイヤに限った話ではないのだが、宣伝の少ないメーカーが実は真面目なモノ作りをしていたりする。冷静に良く考えて買い物しよう。


ヾ(*'-'*) では、安全運転を。