私が1番不思議に思ってる話です。


中学3年生のときに、規則を破ってしこたま先生に怒られたことがありました。

どんな規則かは伏せますが、、笑

タバコとかお酒とかではなく、学校独自の規則です。例えるならスカートの丈は膝下まで!のような。笑


その時、私は所属していた運動部の最後の大会前で、

ありがたいことにレギュラーメンバーだったのですが、怒った担任は部活の顧問でもあり『もう部活に来なくていいし、大会にも出なくていい』と言われてしまいました。


まず考えたのは、『親になんて言おう』でした。


絶対怒られるに決まってる。また家でも怒られるのか、そんなことを考えながら学校を後にしましたが、家が近くになるにつれ足取りはどんどん重くなる一方。


仕方なく近くの大きな公園により、ベンチに座ってぼーっとしてました。


もうこのままいなくなってしまおうか。

そのほうが楽なんじゃないか。


今思えばそんなことで?と思うのですが、当時の私は父親が絶対的で、あの父親に怒られないように日々を過ごしていたのです。

(当時と書きましたが、20年経った今もです。このあたりはまたおいおい)


カバンの中に入っていたカッターを手首に当てたりもしました。

少し跡が残りました。

これじゃダメだと思って立ち上がり、家とは逆の方向へ歩き出して、あてもなく歩くことにしました。


1時間くらい歩いたころでしょうか。

いつもならとっくに家に着いているころ。

気づけば、となり町のはずれくらいまできてました。


時間は夕暮れから夜になるくらいのとき。


前方から男性が2人歩いてきました。


一緒に並んで歩いてるのではなく1人1人で、2人の間の距離は10メートルあるかないか。


ちょうど歩いていた道は湖のほとりで、車通りは一切なく外灯がポツンポツンとあるくらい。


薄暗いなかではありましたが、先頭を歩いていた男性が近くなるとだんだんとその方の服装を見えてきて、

“お坊さん”だと思いました。


なにも思わずすれ違おうとしたら、そのお坊さんらしき方にをかけられました。


『どこに行くの?』と。


え?と思い立ち止まるとお坊さんも立ち止まって


『もう暗くなるから危ないよ。家にかえったほうがいい』


そう言われました。


私は

『帰りたくないから歩いてる』


たしかそのようなことを告げた気がします。


お坊さんは私の言葉を受けて

『お父さんお母さんがきっと待ってる。

分かってくれるから帰りなさい』


全然詳しく話してないのですが、そう言われたのです。


不思議なことに私も素直に

じゃあ帰ろうと思ってきた道の方向を向き歩き出しました。




家に帰るとどこからか事情を聞いた両親が待っていました。

もちろん怒られはしたけど、どちらかというと私が帰ってきたという安堵感のほうが強いようでそんなに咎められませんでした。



両親に

どうして帰る気になったの?

と聞かれ


そこで

お坊さんに会って、帰るように言われたから

と話しました。


それを聞いた父親は

お坊さんが助けてくれたんだなと。

私が危ない目に合わないようにしてくれたと。


続きます。