ヒルムナ!



わたしの
『ヒルムナ!』の話。




「怯む」を調べてみる。
 

「怯む」とは
勢いに押されて気力が
くじけてしまうこと。

恐れ驚くこと。










それは

昨年の冬に近い秋のこと。



開け放った南側のガラス戸。



それは

突然やってきた。












「あっ!ハチだ!」


開け放ったその場所から

大きなハチが入ってきたのだ。



ハチは

真っ直ぐ

顔に向かって

突進してきた‼️



「コワイ‼️」




  





『ヒルムナ!』










えっ。


「コワクナイ。」











我に返ると

ハチは

カーテンにとまっていた。



驚くほど大きかった。



スズメバチだったかもしれない。



(ダイジョウブ ダイジョウブ

ワタシハ コワクナイヨ。

アリガトウ。)


そんなふうに伝えると



ハチは

出て行った。



 







『ヒルムナ!』

という声は

耳に届いたわけではなかった。




わたしの内側からの

声のようなものだった。




一瞬のことだったの。

たぶん。




その一瞬の間に

起きたこと。




あれから

その声のようなものが

たびたび

わたしの意識に

戻ってくるの。










あの時

『ヒルムナ!』の声を

聴いた瞬間に




恐さが

消えたんだよ。


 


わたしの身体が

その時の感覚を

覚えているの。










その週は

不思議なメッセージを

いくつも

受け取っていた。

 



ベランダに干したシャツの肩に

小鳥が来て

しばらく

遊んでいったり




カブトムシのメスくらい大きな

コガネムシ🪲が

床にいたり




そして

締めくくりが

スズメバチ。









せっかくだから

全部

メッセージとして

受け取ったよ。




あの時の

『ヒルムナ!』の声は


わたしを


強くした。





わたしは

強さを思い出したの。





強いことがよくて

弱いことが悪いとか


そういうことではない。



『ヒルムナ!』の

エネルギーが

わたしに

戻ってきたがっていた



それだけのことだと思うの。





あの一瞬だけ

異次元に

いたかもしれない

照れ









宇宙は愛でできている

笑ってHAPPYまんまるこ

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