わが家の長男くん
今日で20歳。



ちょっと彼のことを書いてみます。



長男くんは、
生まれた時の記憶があります。
ちなみに、次男くんもお腹に入る時の記憶があります。
(どんな兄弟よ…笑)



生まれた時、
最初に
手術用の電気が見えて
メガネをかけたおじさんの顔が見えたそうです。
(産婦人科の先生です)


「手術用の電気」は
大きくなって、
テレビで見てから
アレは手術用の照明だったと
理解したそうです。
家の照明とは違う。



赤ちゃんは
生まれて数ヶ月は
目が見えてないと言いますが、

長男くんは、
産まれてすぐから見えていたと私は感じます。

そして、赤ちゃんなんだけど、この子は何か全てを分かっているような気がしました。
それで、
私は、親だから という理由で
上から目線で接してはいけない。と感じ、
子どもの名前を呼び捨てで呼ぶのはやめようと思いました。フラット。生まれてからずっと「○○くん」て、くんをつけて呼んでいます。
人に話す時も、「ウチの○○くんが〜」と言います。


次男くんが生まれた時、
長男くんに「名前で呼ばれたい?orお兄ちゃんて呼ばれたい?」と聞いたら、
「名前がいい」と言ったので、
一度もお兄ちゃんと呼ばれたことはありません。
親子、兄弟間でも、フラットです。



それから、
2歳くらいの時
天狗を見ています。
夜、家の前の道路を
半ズボンみたいな着物を着て
ちょうちん持って歩いてたそうです。
頭が禿げていて、鼻が長かった。
たしか、台風が近づいてた夜でした。


天狗も
後で
テレビで見てから
アレは天狗なんだと
理解したそうです。


他にも
亡くなったわたしの母親が
子供部屋に来た!と言ってました。
わたしの母親の顔も知らないのに…
ママ(私)に似てたから、全然怖くなかったそうです。


公園とか児童サークルには行きたがらず、
一人で遊ぶのが好きで、
家の中に道路や街を作って
トミカの車を並べ
どうして渋滞が起こるのか?
を毎日毎日研究してました。
2歳くらいのとき。
飽きるまでずっとさせてました。


こども番組とか、全然興味なし。
こどもにも興味なし。


幼稚園は3歳のとき、自分で選びました。


外で騒ぐことなく礼儀正しい
落ち着いた静かな子。


食べ物のこだわりは結構ありました。
基本、食べない。 笑
美味しいものしか食べない。 笑


今、一人暮らしですが、
外食やコンビニ食は口に合わないから
自炊しているそうです。
(家で料理をしたことはなかったけれど、ママの作ってた味を再現すればいいんでしょ?って言って、作っているそうです)



優しくて賢くて優等生、
誰にでも好かれて
絵に描いたような立派な子 笑


今思えば、
優しいから、
わたしの未熟な母親ごっこに
忠実に付き合ってくれていたと思います。
ありがたい。


中学生になってからは、
思春期に入り
会話も減り
離れていきましたが、
反抗期も大したことなく、

現在、慶應義塾大学の学生です。



わたしは
苦労もなく
子育てできました。



長男くんが育てやすい子だったことが大きいのですが、周りや世間に合わせず、長男くんの持って生まれた性質を尊重して育てたことも、良い方に働いたと思います。

学校や世間を基準にすると、
我が子の個性が、まるでマイナスのように感じてしまいますので、どうぞお気をつけて。笑