6月に開く個展の打合せの為奈良の佐藤勝彦さんのお宅に伺いました。
玄関を入ったところで横を見ても見上げても大作やコレクションが
飾られていて即勝彦ワールドにどっぷり浸る感じ。
私と勝彦さんとの出会いは20代後半、一人旅をした京都でした。
仏像を描いた絵に魅かれて始めて清水の舞台から飛び降りたのです。
その後も、季刊「銀花」に特集されれば買いに走り、奈良「馬の目」
では勝彦さんの器で食事し、都内で開かれた個展では、
友人と共に豊饒な世界に浸ったものです。
ですから私にとってずっと大きな存在の人でした。
「くり原」で個展など思いも及ばぬことです。
ところが、昨年暮れに山本萠さん(墨人・エッセイスト)とお目にかかる
機会があり、勝彦さんと交流を続けていた萠さんから、
「勝彦祭りをしましょう。みな喜ぶわよ。」
と提案してくださり、思わぬ展開となったのです。
ご縁があったのですね。
当日は、どれくらい絵を飾れるか検討し、器を選んできました。
会期は6月22日(水)~7月3日(日)
6月25日(土)には、山本萠さんが来店し、「勝彦さんを語る会」を
開く予定です。
案内状作りはこれからですが、入手したい方はお知らせください。
お送りします。
皆様どうぞお楽しみに!