路地から車道に出た
狭い路地は遮蔽物が彼方此方にあり、ビル街の様に強風が吹き抜けるような事は無い。
何時も通りノロノロと自転車を漕ぎ住宅街の路地を走っていた。前方が狭く曲がっていた。
二人の”おばさん”が前後に子供を乗せる事の出来る自転車で、私の横を走り抜けた。
ファイト❕ファイト❕と声に出さず呟いた。
と、次の瞬間女性とは思えぬ様な悪態が聞こえた。
私の視線の中に飛び込んで来たのは倒れた自転車に、倒れたおばさん…の上に更に倒れたおばさんとその自転車。
〃━━ΣΣヽ(;′ー`;)ノ━━☆★
通行人私 「大丈夫ですか?」
叔母さん1「見ればわかるでしょう❕早くこの人をどかしてよ‼」
(`Д´) ムキー!
叔母さん2「今退くわよ*」
険悪ムード。二人は知人ではないのか?
叔母さん2 「あんたが先に倒れたから、避けられなかったのよ。」
急ぎ手を貸し、引き起こす。自転車を起こし移動させた。
*倒れた自転車を起こすのは意外に重たかった。
叔母さん2は右掌に血がほんのチョット滲んでいた。叔母さん1は右ひじを押さえて睨みつけている。
2台目の自転車も引き起こし、端に寄せた。
路地から車道に出た瞬間、左からの強い風に煽られ倒れたらしい。
通行人私 「小さい傷で済んで良かったですね。」
叔母さん2 「(-`Д´-;)いいわけないでしょ!」
叔母さん1 「・・・」
(゚Å゚;A)エエエェェエエ━━━━━ッ怒られてしまった。
急遽退散。
壁を歩いている、今年最初の”ハエ取りグモ”発見。を眺めながら穏やかなコーヒータイム。