明日の天気はまぁ~まぁ~
2日も3日も部屋に閉じ籠もり書き物をしていた。
シャワーで汗を流しても、気分が良い訳では無い。その瞬間とその後の数分間だけが多少は気分良しと、言ったところだ。
健康的なチョッピリ小麦色に焼けた肌のじいさん。
このままでは老い耄れてシミだらけのじいさんの肌。不健全そのものである。
明日はコーヒーセットにジーパンを切った短パンをリュクサックに詰め込み、ぶらっと、多摩川沿いをフラフラ。
多摩川の上流に行くと昔懐かしい”じゃかご”があったような気がする。
*多分…だ。昔の記憶は長年の汗で流れて薄れてしまった。
・・・
流れてない私の記憶。
”じゃかご”コンクリートの無い昔…大雨による川の氾濫から堤を守り、人々の生活基盤を守るインフラとでもいえる・・・じゃかご。
じゃかご・・・春ごろになると、その詰められた石の隙間には”ヤマカガシ”日本最強の毒蛇の抜け殻が彼方此方にあった。抜け殻は綺麗に裏返しだった。
”青大将”の抜け殻も時々隙間から食み出して川面渡る春の匂いを含んだ風にカサカサと音を立てていた。
わぁ━━ヽ(●´∀`)○´∀`)ノ━━ぃ!!いい匂い❣
5~6月頃には白い花の”ノイバイラ”がじゃかごを包み込むように蔓を伸ばしていた。
辺り一面に上品な香りを漂わせていた。
カマキリとキリギリスの死闘を目にする事が出来た。
(ヽ(゚Д゚;)ノ!! カマキリが…食べられている・・・)
7月頃になると”アシナガバチ”‥・”黄色のアシナガバチ”…がじゃかごの石の隙間に巣を作った。その数はヘビの抜け殻より多かった。
雨が降り続き川幅が広がり、じゃかごが活躍するころ…野ネズミが増えカラスがその上空を旋回する。
荒れて広がった川幅。じゃかごが水没する。
陽射しが照り付ける。じゃかごの周囲に大きな溜まりが出来る。更に陽射しが照り付ける。溜まりが小さくなる。
その水溜りの中で大小さまざまな魚が群れ溢れる。
ヽ(`Д´#)ノ
野ネズミが魚を咥え巣に逃げ込む。カラスが野ネズミを狙う。ヘビも魚を狙って現れる。
場所によっては猫もキツネもタヌキも姿を現わす。
年に数回…大雨で川幅が広がった時…自然の漁場となる。
魚に取っては勝ち目はない戦いのようなもの。
雑草が生い茂り、強い日差しを浴びて草いきれがムンムンする。
柳の木に絡んだミツバアケビ秋組の木に絡んだミツバアケビ。ぽってりしたムベ…アジを知っている小鳥や小さな獣がウロウロする秋。
・・・・・
深夜になった。
(*^U^*)ww うへへへ…ㇸ❣
釣り日和。
独静かにコーヒータイム。
釣・り・日・和 ̄m ̄。