何時もの陽ざし

 

9㏂過ぎに起きだし、いつも通りにコーヒーを淹れたマグカップを片手に陽射しの射し込む窓際のカーテンと窓を開けた。

窓枠に寄り掛かり片足を窓の外に出しブラブラさせながら、眩し気に射し込む陽射しを直接眺めた。青空だ。

 

コーヒーを飲みながらノビルに埋め尽くされた私の部屋の”庭”と勝手に決め込んでいる物干し竿の下の0.5畳程の”空き地”が、ニラ畑の様だった。

 

そのニラだらけの中央に一枝だけ”ドクダミ”が生えている。

そう・・・昨年引っ越してきた時、その庭(ww)はドクダミとヤブカラシで埋め尽くされていた。

 

ノビルが蔓延って居られるのもドクダミの猛威が始まるまでのほんの一時。

 

ノビルだらけなのだが、余りにも細くて採る気にもならない。包丁でも持ち出し刈り採って冷凍にして置けば薬味ぐらいには?

 

 

なんとなく・・・気分が優れない。

コーヒーを飲んでも、知人と逢っても・・・。

 

京都から戻って独りブラブラと西武新宿線沿いを下井草から新宿に向かって歩いた。

桜が咲いていた。

タンポポが咲いていた。ギシギシやスイバが至る所に生えていた。スギナもだ。

スギナを凝視していた私。気が付いたら一握りのスギナを採っていた。

 

「スギナは暫く食べてない。食べよ!」と、脳裏で囁く声が聞こえた。

 

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何時からだろう・・・?

視力も聴力も体力も、私に備わっていたそれなりの力や能力が今は自覚するのも恐ろしいほど失せてしまった。

 

握力も今ではスギナを一握り毟り採るのがやっと。老いた視力の中ではソメイヨシノが時間よって八重桜に見える時もある。

 

陽射しが当たって大きく成長する植物を毎日のように眺めながら直射日光を幾ら浴びてもシミが増えるだけの私。

 

チョット集合したかのような2種類のタンポポの花を立ち止まって眺め、ほんのチョッピリ自覚したくないが、襲い来る老いの強さを自覚。

 

 

散歩中止‼

帰宅途中雑草を採る。