ハイヤーセルフへの道(98)時というものすると、目の前にひとすじの光があらわれ、それが次第に広がり光の柱となっていった。そして、その光の柱が、次第にメアリーとリチャードの姿に変わっていった。「やっとあなたに、わたしの言葉が届いたのですね」そんな、絞り出すような口調で話しかけたわたしに、メアリーは「あなたの心の声は、口に出さなくてもすべて、わたしに届いていたのです。でも、この世界で、すべて出来事が成就するには、この世界では時というものがあるのです。