日曜にマンホールカードをとりながら江連用水旧溝 宮裏両樋という下妻市の灌漑の文化財を観に行った。

まあ、楽しみが増えていいんだけどね。

これが文化財の両樋。写真左側から流れてきた水を、写真中央の堰①と、写真左上の堰②で分水する仕組みのようだ。



①の反対からの写真。上流側は水の抵抗をいなすため船の先端のような形になっており、後ろはレンガを活かして階段状にしてある。




②の写真。下妻の煉瓦工場で作られたレンガが使われているそうだ。


止水板を差し込む切り欠き。



水底もレンガで作られていて、中央が少し深くなっている。減水したとき用の魚道かな?



案内板。
もともと150年くらい前の江戸後期に江連用水が作られて、明治33年の改修でこのレンガ造りに変わったようだ。


その後昭和50年代に新しく江連用水の流路が作られたため、分水としての役割を終えたようだ。そのため旧溝と名前がついている。


なかなか興味深い文化遺産だったヽ(`▽´)/

案内板横にクサギという植物がはえていたのだが、花の色が気持ち悪い。

以上