※グルタミン酸を避け続けた人の末路。グルタミン酸を避け続けるとどうなるのか？①の続きです。
うう・・・
でもなんかグルタミン酸が身体に悪いって情報をみたらグルタミン酸やグルタミンを摂るのが怖くなっちゃって・・・💧
ふむ。なら、最後に良いことを教えてあげるよ。
脳の神経伝達物質として使われるグルタミンは、筋肉中に多く含まれているってことはさっき説明したよね。
このグルタミンは、身体的ストレスや精神的ストレスがかかった際にも放出されて、ストレスで影響を受けた免疫機能や腸管バリア機能の維持に使われる。
つまり・・・
「うわあぁぁぁ❗この食品にもグルタミン酸が入ってるぅ❗❗❗」
ってストレスがかかっている状態でも、筋肉からグルタミンが放出されるってこと。
なぬっ❗❓
ストレスでもグルタミンが血中に放出されちゃうのか・・・
そしたら、さっきボクがグルタミン酸を気にしすぎてストレスがかかってたときもグルタミンが体内で出てた可能性があるって事ね💧
うん。他にも、感染症など風邪を引いたときにも筋肉からグルタミンが放出されるし、怪我をしたときもその修復にグルタミンが放出される。健康のために運動をしても、筋肉からグルタミンが放出されるよ。
ナンナンが気がついていないだけで、身体の中では大量のグルタミンが存在している。だから、そもそもグルタミン酸やグルタミンを恐れる必要なんて無いんだってば。
なーんだ。じゃあ、気にするだけ損って事だね。
そうそう。他にも、グルタミン酸は「グルタチオン」の材料になるから、抗酸化やガンの予防、美白効果など様々なメリットがあるよ。
グルタチオンは、「グルタミン（酸）」と「システイン」「グリシン」からなるトリペプチドのこと。
よくグルタチオン点滴とかで最近は流行っているね。
うんうん、聞いたことがあるよ❗
グルタチオンはアルコールの解毒や薬、重金属とかの毒素の排泄にも関係しているって。
おお、よく勉強しているね。
そうそう、だから基本的にグルタミン酸は身体にとって良い働きしかしないと思って良いね。現代では高ストレス環境が多いから、むしろ避けるのでは無く積極的に摂った方がいいアミノ酸だよ
なるほど❗納得したら何だか安心したよ❗
うん、腸ケアや手術後、運動後などは特に需要が高くなるから、サプリメントで摂ることも必要だね。
そうそう、サプリメントで摂る場合は「質」が大事だよ。
サプリメントの質❓
グルタミンなんて、アミノ酸だからどれも同じじゃ無いの❓どれも同じなら、安い方が良いじゃん。
いやいや、どれも同じじゃ無いよ。
グルタミンはとくに熱や湿気に弱いから、製法によっては品質が劣化している物もある。
特に大袋に入った安い商品には要注意だね。
安く作るためには手間をかけず、量を多く製造して多く売るしか利益が出せない。そうなると、原材料を加水分解する際などに熱を加えたり、湿度や温度などの管理体制が疎かになる。
他、海外サプリメントなどは製造されてから倉庫で長期保管されたり、輸送に長時間かかっているから、これも品質が劣化する原因だね。
大袋に入ったグルタミンはこのような製造管理体制で作られている事が多く、パッケージの構造から一度開封すると湿気やすく、品質も劣化しやすい。品質が劣化したサプリメントを摂取する事は、期待した効果が得られないだけで無く身体を壊してしまう原因になるね。
なるほど、そうだったのか・・・💧
うん。だから、ケンビックスのサプリメントでは品質が劣化しないよう、厳格な製造管理体制の下で小ロットずつ製造されている。しかも、個包装で品質がしっかり保たれるように作られているよ。他にも、グリシンが配合されていたりと生体内利用効率もしっかり考えられて設計されているね。
ふむふむ、良い物にはちゃんとした理由があるんだね。
そうだよ。サプリメントで摂っても、身体で使われなければ意味が無いからね。基本的に、大量生産されたような大袋入りのアミノ酸サプリは選ぶべきでは無い。サプリメントを買うときは、質の良いサプリメントが何かを見極めて買うことが大切だよ。
分かった❗変なものは選ばないようにするね❗
うん。最後にもう一度言っておくけど、グルタミン以外の栄養補給も大事だよ。現代ではグルタミン酸ナトリウムなどの添加物が問題だと言われることがあるけど、そうじゃなくてこの本質は加工食品の摂りすぎによる栄養欠損が問題なんだ。
グルタミン酸ナトリウムは、旨み成分として加工食品などに多く使われている添加物で、手っ取り早く安く旨みを付けたい場合によく用いられている。でも、殆どの加工食品は総じてビタミンやミネラル、タンパク質が十分に含まれていない。そうなると、グルタミン酸ばかり摂ることになり、脳の神経伝達物質の合成に必要なトリプトファンなどの栄養素や、ビタミン、鉄などが不足してしまう。その結果、グルタミンやグルタミン酸が悪さをしているように見えているだけなんだ。ちなみに、グルタミン酸ナトリウムは胃でグルタミン酸とナトリウムに分離されて吸収されるから、グルタミン酸と考えて良いね。
なるほどー。
グルタミン酸が悪いんじゃ無くて、食生活や栄養状態に問題があるって事だね。
だから、グルタミンやグルタミン酸を避けまくるんじゃ無くて、身体が持っている本来の機能を取り戻せるように必要な栄養素を至適量補給していくことが大切だね。
ケンビックスのオーソモレキュラー療法では、血液検査でこのあたりをしっかり調べてアプローチ出来るよ。
しかも、単に足りない栄養を補給するのが栄養療法じゃ無くて、その根本原因からアプローチしていくことが大切。
例えば、貧血でも脳の神経伝達物質が乱れる原因になるし、腸内環境が悪くなっても自律神経が乱れる原因になる。
これには必ず原因があって、貧血になるには胃が悪かったり腸内環境が悪くても貧血になるし、健康に良かれと思って食べている食生活に問題があることもある。
これらの原因からしっかりアプローチしていくためにも、血液検査を受けて今の身体の状態を知ることが大切だね。
そうなのか❗
じゃあ、栄養療法をやるときはちゃんと血液検査を受けてからやる方が良いね。
そうそう、栄養療法やるときは、オーソモレキュラー療法の血液検査を絶対に受けた方が良いよ。
ナンナンも、是非受けてみてね。
分かった❗
早速受けに行ってくるよ❗
おっけー。じゃあ、早速予約してあげるよ。
これを読んでいる方の中で血液検査を受けたい方は、下記のページにある相談フォームから相談してね。
よーし、今日からグルタミン酸なんか気にせずバランスの良い食事を心がけよー
グルタミンやグルタミン酸は、体内のエネルギー代謝、アミノ酸代謝の中心を担っているアミノ酸です。
これらは体内で最も多いアミノ酸であり、食品中に最も多く含まれているアミノ酸でもあります。このことから、グルタミン酸の摂取を避ける事は出来ません。
また、グルタミンやグルタミン酸は体内で作り出すことが出来るアミノ酸で、特にストレスがかかった際に放出されます。このことから、グルタミンやグルタミン酸の摂取を恐れてストレスがかかる方が体にとって悪影響です。
グルタミン酸やグルタミンを避け続ければ、むしろ必須アミノ酸バランスを崩すことに繋がり、筋肉量の低下や免疫力の低下、自律神経の乱れなど様々な悪影響が引き起こされます。
筋肉量が低下すれば糖尿病や脂肪肝、低血糖症などの生活習慣病を引き起こす原因です。グルタミン酸を避ければ避けるほど違う病気のリスクが高まりますので、このようなリスクもしっかり認識しておきましょう。
また、グルタミン酸が上手く代謝出来ないと言うことは、ATP産生を含めた身体の機能全般に問題があると考えられます。これらはグルタミン酸の過剰が原因では無く、クエン酸回路などを回すためや自律神経を整えるために必要な栄養が不足していることが原因です。
このような原因を調べるためにも、是非オーソモレキュラー療法の血液検査を受けてみて下さい。
あわせて、栄養療法を行う際は、ネット情報に頼らず基礎科学や生理学、分子栄養学などの基本知識をしっかり付けておくことが大切です。
これらを勉強しないままネット情報に触れると、どの情報が正しくて自分に必要なのかの判断が出来ません。
変な情報に惑わされる前に、栄養療法を行う際は基礎知識もしっかり勉強していきましょう。
それでは👍
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参考リンク集
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