ケンビの栄養カウンセラーをやっていると、こんなことを聞かれることが結構あります。
それが、
「市販のプロテインとケンビのプロテインって何が違うんですか❓」
といった質問です。
確かに、パッと見た感じでは市販のプロテインと医療用のプロテインって何が違うのか分かりづらいですよね。
同じ「ホエイプロテイン」と書かれているモノなら、安くて量が入っている物の方がお得に感じます。
ネットの情報だとタンパク質は量を摂ることが大事だと書かれていることが多いので、なおさら量が入っている物を選びたくなりますよね。
でも、あなたが飲んでいるそのプロテインが
「実は腐っていた」
としたらどうでしょうか❓
プロテインって腐るんですか❗❓
って思う方が多いと思いますが、はい、その通りです。
プロテインも、グレードによって腐っている物があります。
腐ったプロテインの簡単な見分け方としては、
シェイカーで溶かしたときに油が浮いているかどうか
です。
油が浮いていたらそのプロテインはヤバイです。高確率でその油が腐っています。
そう、プロテインのタンパク質が腐ると言うよりも、油が酸化して腐っているんですね。
また、油が浮いていなくても飲み終わったシェイカーを洗ったときに油のぬめりを感じたら要注意です。
そのプロテインにはかなりの量の酸化した油が含まれています。
それから、飲み終わったシェイカーを乾かした後に匂いを嗅ぐと、油が酸化したような臭いがしていたら要注意です。
イメージとしては、衣替えの時に、しまっていた衣類や下着をタンスから出したときの臭いとよく似ています。
あの衣類の独特な臭いは、汗に含まれる皮脂が酸化したニオイですね。
このような酸化した油を多く含むプロテインを飲み続けると、体内で活性酸素や酸化ストレスが発生してむしろ健康を害してしまいます。
特に、元から疾病があったりガンがあったりして酸化ストレスが高い方がこのような酸化したプロテインを飲み続けると、体調が良くなるどころかもっと悪くなりかねません。
また、尿酸値が低いなど抗酸化力が弱っている方が市販のプロテインを飲むのも逆効果ですね。
特にアイハーブなど市販のプロテインでは油が浮くモノが多いので注意しましょう❗
ホエイに限らず、ソイプロテインでも同じですよ❗
このような酸化したプロテインと一緒にビタミンCやEなど摂っても、酸化したプロテインの油から身を守るために抗酸化栄養が使われてしまって全く意味が無いです。
たまにケンビのサプリで良くなった方が、自己判断で市販のサプリに切り替えてしまう場合がありますが、この場合は高確率でしばらくすると調子が悪くなってケンビに戻ってきますね。
やはり、栄養療法の要であるタンパク質の質が悪いと、その他のビタミンやミネラルをいくら摂っても意味が無いです。
本気で栄養療法されるなら、プロテインの質に最も気をつけるようにしましょう。
ちなみに、ケンビのプロテインでは油が浮くことはありません。
プロテインのグレードは「精製度」で決まるので、精製度が高いほど油もきちんとそぎ落とされています。
他には、グレードの低いプロテインでは「カゼイン」や「乳糖」なども残っていますが、医療用のプロテインではこの2つもしっかり精製されていますね。
カゼインや乳糖などが残っているプロテインだと、胃や腸が弱っている方にはむしろ逆効果となり得ます。
やはり、市販のプロテインは筋肉増強用であって医療用では無い点に注意が必要です。
こんな感じで、プロテインの善し悪しは簡単に見分けられますので、是非お手持ちのプロテインで試してみて下さい。
良いプロテインの見分け方は他にもありますが、まずは酸化した油が含まれている粗悪なプロテインだけは見極められるようになりましょう。
もし、自分が粗悪なプロテインを飲んでいたら、今すぐそのプロテインは捨てて下さい。
そして、もっとグレードの良いプロテインに切り替えましょう。
質の良いプロテインが欲しい方は、下記からご相談頂ければ特別価格で販売することが可能です。
同時に、質の悪いプロテインが体内でどのような悪影響をもたらしたのかを血液検査でしっかりと調べて対処することも重要です。
あなたの体の中では、思っている以上に酸化ストレスで血液がドロドロになっているかもしれません。
その状態を放置すると、ある日突然血管が切れるか詰まるかして死に至ることも十分にあり得ます。
体によかれとやっていた栄養療法で、逆に体をぶっ壊していた
なんて事にならないように、しっかりと自分の体は自分で守って下さいね。
それでは👍
※血液検査導入クリニックを随時募集しております。医師、看護師など医療関係の皆様、栄養療法にご興味のある方は、是非お力添えお願い致します。