健康に関する事を学び始めると、ついつい究極の食事内容や究極のサプリを求めてしまいがちですよね。

 

無添加で安くて量があって体に良い。

 

しかも手軽に手に入って、美味しくて簡単に食べられるもの。

 

それでいて続けやすかったらパーフェクトです。

 

そんなような「スーパーフード」が、メディアでは取り上げられては消えていきました。

 

栄養療法でも、「これが最強❗」という食材やサプリを探したり研究している方も多いかと思います。

 

それはそれで全く問題ありません。

 

ただ、正直言って「究極の健康」を目指すとキリが無いです。

特に、究極の食べ物やサプリを追求していくと「極論」に偏りがちになります。

 

極論に偏ってしまうと、食べ物の「良い面」や「悪い面」が両方見えなくなり、片方の「良い面」や「悪い面」だけを判断するようになってしまうのです。

 

しかも、お金のマネーゲームやパワーゲームなどと一緒で、質など上を見たらキリがありません。

 

 

まぁ、こういうことは昔の僕も経験があるのでよく分かります。

 

こうなってしまうと、何故か「理論」が最も正しいと思うようになり、実際のクライアントさんの体感や状態変化、楽しみなどを無視して理論を押しつけようとしてしまうんですね。

 

この理論なら絶対に体調が良くなる❗

 

とか

 

この理論で逆に体調が悪くなるはずがない

 

みたいな。

 

でも実際ケンビを始めてみてから、人体は自分が学んだ理論だけでは通用しないことを学びました。

 

「事実は小説よりも奇なり」って言葉がありますが、僕この言葉を身にしみて感じています。

 

まぁ、分子整合栄養医学自体もまだまだ研究段階で、完璧に全ての事が解明されているわけではありません。

 

今は体に悪いと言われている食品や栄養素も、実は研究が進むにつれて必要な栄養素だった❗なんて事は起こってくる可能性があると思っています。

 

 

また、質に関しても究極を求めていけば

 

自給自足する以外に信頼出来る食材は手に入らない

 

とさえ思うようになってしまうんですね。

 

魚も野菜も、全部天然で。水も湧き水を利用しようみたいな。

 

「そのような生活が夢だった」という方にはオススメですが、正直言って現代文明や人との交流を断ち切ってまでやりたい方は少ないと思います。

 

健康になったら、もっとやりたいことや楽しいことをやりたかったはずですよね。

 

なので、健康を突き詰めていくことに対しては反対しませんが、ストイックにやり過ぎると自分を見失ってしまうのでオススメしません。

 

まるで自分が

 

健康のためだけに生きている

 

みたいな気分になります。

 

やりたいことも食べたいこともすべて無視して健康第一。

 

自分は一体何のために生きてるんだっけ❓

 

みたいな。

 

 

なので、もうちょっと視点を広く見ることが重要だと思っています。

 

完璧を求めず、出来るところからやる。

 

無理してまでやるような事は避け、ルーティン出来るところにフォーカスする。

 

自分の使命は一体何なのか。自分と向き合う時間を作る。

 

そんなユルさが必要だと思いますね。

 

一度完璧な食事やサプリを求めるループにはまると、なかなか抜け出せないです。

何が真実で何が間違っているのか分からなくなります。

 

また、究極の健康を突き詰めるほど歩める人生の幅も狭くなります。

 

そういう時は、一度基礎に立ち返ってみましょう。

人体は、理論どおりにうまくいくとは限りませんよ。

 

加えて、あなたの幸せの価値観についてもしっかりと持つようにして下さいね。

 

それでは👍

 

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