そろそろ梅雨明けも間近。だんだんと暑さも厳しくなってきました。

 

多治見はここ数日、30度を超えています。多治見は日本全国、最も暑い場所として有名なんですが、今年は何回一番になれるのでしょうか。

 

ということで、夏本番もこれからです。

 

夏と言えば熱中症対策。熱中症対策と言えば水分補給と「塩」ですよね。

 

この間、沖縄物産展に寄ったら珍しい製法の塩が売っていたので買ってきました。

 

それがこれです。

 

 

 

わじのしおという沖縄の塩です。

 

他にも雪塩やぬちまーすなんかが定番で売ってましたが目もくれず。

 

この塩の製法がなんで珍しいのかって言うと、釜を使っていないからです。

 

普通は、海水を短時間で濃縮するために、釜で煮詰めるのが一般的です。

 

ですが、この塩は鉱石の上で循環、濾過させた後に、天日干しで結晶化させているんです。

 

 

 

僕は結構な塩マニアなんで、お店で見たことがない塩が売っていたら必ず確認するんですが、このような釜を使わない塩は始めて見ました。

 

また、鉱石の上で循環、濾過している製法っていうのも、他ではそうそう見られないですね。

 

成分表を見ても、普通の塩には余り含まれていないイオウや臭素、ストロンチウムなどが含まれているので、かなり珍しい塩だと思います。

 

味についてはこれからじっくり味わう予定ですが、なんせそんなに大量に摂取する物ではないので、コレクションのように貯まっていっています笑

 

塩も、「自然塩」や「栄養成分」だけで選ぶのではなくて、こういった製法にも目を向けて選んでみると楽しいですよ。

 

みなさんも、お店に行ったらぜひ塩選びを楽しんで下さいね。

 

このような消費が、生産者を応援することにも繋がりますし、伝統や技術を守る事にも繋がります。

 

「お金」は一種の投票権なのです。

 

 

ちなみに・・・

 

最近では熱中症対策として塩飴とか売っていますが、あれは精製された食塩、塩化ナトリウムが配合されているだけなので、ミネラルバランスで見ればあまり体に良くないです。

 

体に良いと思って食べている物が、逆に体に悪い物が多いですので、そのあたりしっかりと見定めて買い物をして下さいね。

 

それでは👍