怒れるまま書いた警告文。

弁護士には事前に目を通してもらい承諾を得た。

面会場所は弁護士事務所。

私はその場を辞退したが、後日弁護士からその時の

様子を直接聞くことになっている。

 

署名捺印をもらう書類は2通。

 

 

 

通告書(抜粋)

 

貴殿は、夫氏との間で、夫氏がうつき氏と婚姻関係にあることを知りながら、2011年〇月以降、継続的に不貞行為を行いました。

 

貴殿の行った不貞行為は、うつき氏の婚姻共同生活を平和に維持する権利を害するものであり、不法行為(民法709条)に該当するため、貴殿は、かかる不法行為によってうつき氏の被った精神的損害について賠償すべき義務を負っています。

 

うつき氏としては、娘のように可愛いと思っていた貴殿に対して、慰謝料を請求することは本意ではないと考えていましたが、不貞行為が発覚した後、貴殿はうつき氏に対して、今後は夫氏と連絡を取らないという約束をしたにもかかわらず、その後も貴殿が夫氏と連絡を取り面会し続けたことによってうつき氏は更なる精神的損害を被りました。うつき氏は、その点については不問に付すことはできないと考えています。

 

以上を前提として、うつき氏の貴殿への要求としては、以後、夫氏と一切の縁を切ること(仕事上の必要最低限の連絡は直接行わず第三者を介すること)を約束し、その約束を遵守して頂くとともに、うつき氏が貴殿の不貞行為に関して費やした調査費用100万円と弁護士費用40万円のうち40万円を貴殿に補償して頂き、かつ不貞行為が発覚した後も夫氏と連絡を取り続けたことによりうつき氏が被った精神的損害についての慰謝料20万円をお支払い頂きたいと考えております。

 

このような対応は、うつき氏の非常に寛大な心遣いによるものであることをご理解頂き、今後、二度と夫氏と不貞行為に及ぶことのないよう、改めて決意して頂きたいと存じます。       

 

 

誓約書(抜粋)

 

第1条 私は、今後、次に掲げる如何なる行為も行わず、夫氏と如何なる関わりも持ちません。仕事上の必要最低限の連絡は、直接行わず私の直属の上司又は事務職員を介して行います。

(1)夫氏と面会すること。

(2)夫氏に対して、電話、メール、手紙及びその他一切の通信手段により連絡すること。

(3)夫氏からの電話、メール、手紙及びその他一切の通信手段による連絡に応答すること。

(4)夫氏の住所地その他夫氏の所在する場所を訪れること。

(5)他人を介して本条各号の行為をすること。

 

第2条 私は、貴殿が本件に関して負担した費用140万円のうち40万円を補償すること、及び、私は本件が発覚した後にも夫氏と連絡を取り続けたことによって貴殿が被った精神的損害に対する慰謝料20万円をお支払いすることを約束し、合計60万円を、2012年〇月末日から2013年〇月末日までに毎月末日限り1か月3万円ずつ貴殿が別途指定する口座に振り込む方法にてお支払いします。

 

第3条 私が社員として在籍している夫氏が経営する「株式会社○○」を退職すべきか否かについては、2013年〇月末日に、状況に応じて改めて貴殿に判断してもらい、私は貴殿の指示に従います。

 

第4条 私は、夫氏に今後連絡しない、会わないと貴殿に対して約束したにもかかわらず、夫氏と連絡を重ね、夫氏の事務所に行った事実を反省し、2012年〇月末日までに、夫氏の職場に近い現住所「東京都港区西〇〇○○○○408」を引っ越して、夫氏の職場または自宅から離れた場所(職場または自宅から、電車または自動車で概ね一時間以上かかる場所)に引っ越します。なお、具体的な引っ越し先について事前に貴殿の承諾を得てから、引っ越します。

 

第5条 私は、今後、自分の住所又は携帯電話番号を変更した場合には、速やかに貴殿にお知らせします。

 

第6条 私は、夫氏に関する一切のデータ及び資料(携帯電話に保存された夫氏からのメール、夫氏に送ったメール、夫氏の写真及びそれらをプリントアウトした資料を含む)を復元不能な形で完全消去します。

 

第7条 万が一、私が本誓約書第1条に違反する行為をした場合、貴殿に対し違反行為1回につき、違約金100万円を支払いします。

 

2   万が一、私が本誓約書第1条に違反する行為をした場合、第3条の規定にかかわらず、退職期限を待たずに直ちに「株式会社○○」を退職します。

 

そして私が書いた

「約束事項・その他」(警告文)

 

 

 

 

諸経費を含んだ60万という金額はいろいろと意見が分かれるところだ。

弁護士は安すぎると言う。

諸経費にも全く足りず

受けた精神的苦痛が20万で癒されるものでもない。

 

 

 

 

女が自分の手でコツコツと払える金額を積み上げる機会を持つことで

志を忘れ、踏み外した道を修正していく過程が見えたなら

それこそが私の慰謝に応える結果だと思っていた。

 

 

 

 

憎さも怒りもあるけど同じ女として

自分の夫が部下でもある若い女の子の人生を

食いものにしたことへの申し訳なさも拭い去れなかった。

だから、金額は若い女が支払える額でいいと思った。

 

私は、どこかで女を憎みながらも許したいと思っていた。

 

 

 

 

でも、不倫はバカ恋、というよりバカがする恋なんだよね。

人の想いなんて遠くの彼方へ失せ、聴こえるはずもなかった。

 

 

耳障りの良い言葉と自分の想いだけが

今の自分の全世界のように思うんだろうな。

旗から見れば痛い男と女の汚い恋人ごっこなんだけどね。

 

 

書類が揃い、いよいよ女と弁護士の面会日が来た。

次回は後日弁護士から聞き取った女の様子を書きます。