熟睡する人は夢を見ないといいます
眠りが浅いからか
私は毎日夢を見る
引越しする前に住んでいたアパートでゴキブリが出たことがありました
私は久しぶりに見るゴキブリにビビッてしまい、何もすることができませんでした
子供の頃はカブトムシやクワガタを平気でつかめた私ですが、
大人になったらてんでダメ。なんとも情けない話である
そこで、ゴキブリ撃退の王道である「ゴキブリホイホイ」を初めて購入
組み立て式の箱の中にゴッキーの好きな餌があり、
それに釣られて入ってしまうと粘着物に足を取られて身動きができなくなる
自分の手を汚さずにケリを付けられる非常に便利なアイテムである
特に私の目を引いたのはその外装
外面に描かれているゴッキーの姿がなんだかとっても可愛い(。-_-。)
ルンルン気分でゴキブリホイホイに入っていこうとするうしろ姿が描かれており、
それを見ると、
「ダメだよ。それはワナだよ(・д・ )」と、ついつい教えたくなる
その頃から私は「人類対ゴキブリ」の抗争を夢で見るようになった
その舞台は荒廃した世界「マトリックス」の現実世界のような感じ
ゴッキーとの抗争は日に日に激しさを増し、双方とも疲弊しきっていました
そんなある日、人類が「ゴキブリホイホイ」を開発
「捕獲不可能」といわれていたゴッキーの「プリンス」を捕まえます
「プリンス捕まる」の報を聞き、人類は大いに湧きました
この出来事が戦局を大きく変えると判断した私は、
衛星放送で全国のゴッキーにメッセージを送りました
「我々人類は画期的な兵器を開発した。
この兵器をもってすればお前らのプリンスもこのザマだ。
このまま戦闘を続けてもいいが、
勇気ある投降を選択すれば寛大な心を持って迎えよう」
この効果は絶大だった
何よりも「プリンス」が粘着物に足を取られて動けなくなっている姿は相当な動揺を与えたらしい
そして次々に投降してくるゴッキーを見て私は驚愕した
頭に包帯を巻いている者、松葉杖でかろうじて立っている者、
肩を借りながら投降してくる者
彼らは皆、ゴキブリホイホイに描かれていた
あの可愛いゴッキー達だったのです
それを見たとき、
彼らが敬愛していたプリンスを「ゴキブリホイホイ」なんぞで生け捕りにし、
意気揚々と勝ったつもりでいた自分が恥ずかしくなってきました
それからの私は、
ゴキブリホイホイを使うのにためらいを感じてしまう (-ω-:)
ゴキブリホイホイを使うのにためらいを感じてしまう (-ω-:)
本物のゴッキーを捕まえるのには何のためらいもないのだが、
夢の中に現れるゴッキーに会わせる顔がない
自分の手を汚さずに兵器に頼った人類
私はゴッキーに勝利したとは思えない
隅っこから攻撃してくるクセはあるものの、彼らは正々堂々と戦っていたのですから。
今度ゴッキーに会ったら正々堂々と戦うぞ
正々堂々と・・・(-ω- )