この映画の題名は
もともと203号室の生徒達が書いたベストセラー日記の名称ですが、
もっと遡れば、
人種差別撤廃を目的とした「公民権運動」で戦った学生達
「フリーダムライダーズ」をもじっています
「ライターズ」じゃなくて本当は「ライダーズ」です( ̄△ ̄)b
アメリカでまだまだ人種差別が盛んだった頃、
白人と黒人の学生たちが一緒に大型バスに乗り込み、
ワシントンからアメリカ南部まで旅をした有名な運動です
彼らは人種差別の激しい地域でなんども半殺しに合い、
ボロボロになりがら旅を達成しました
この映画でも少しだけその映像が使われています
フリーダム・ライダーズのバスが襲われた様子
203教室の生徒は150人ですが、全員が漏れなく大学に進学しました
大半が身内で初めての大学進学者だったそうです
現在、彼らの多くは教職に従事しています
その当時の状況をエリンさんはこう語っています
「暴動が起きた後だったから、学校は変化が求められていました。
そういう意味では私にとってウィルソン高校は理想的な学校でした。
でも、実際に見た彼らの姿は、ハーバードに行くか、刑務所に行くか、
どちらかしかない生徒達でした
でも彼らを導くことが私の使命だったのだと思います」
―あとがき―
私がこの作品を「お暇なら」で連載しようと思ったのは
ある読者からのお便りがきっかけでした
教職についているその人は、
今の学校教育に教師が存在している意味がわからない
というのです
恐らく、
私が子供だった頃の教師とは事情が違うのでしょう
時代が代わって、大変な気苦労をされているようです
でも・・・
でも・・・
・・・正直言って、私に聞かれてもわかりません<(_ _)>
私は全く違う畑に生きてる人間ですから(・・;)
私がこの映画を見ていて一番疑問に感じたこと
それは
なぜエリンさんはこの仕事を最後まで投げ出さなかったのか?
ということです
ここまでしんどい思いをして教師を続けた理由はなんなのか?
その答えはわかりませんが、
一つだけはっきりしていることがあります
あそこで投げ出していたら
最後まで「答え」を見つけられないままだったということです
ある小説の一文にこんな言葉があります
「人生は答えがなかなか見つからないから魅力なのだ」
教育とは何なのか?
それは私が答えられるようなことではありません
あなたのような有望な教職者が
長い年月をかけて見つけていくものだと思います
優秀な教師というのは
必ず教育の壁にぶち当たり、悩み、もがきながら成長してきたはずです
何の疑問も抱かず、悩みのない教師からいい生徒など生まれません
あなたは悩み、もがいています
それはあなたが優秀な教師である証拠です
答えを急ぐ必要はありません
時間をかけて見つけていけばよいのです
この連載は
これからをがんばるあなたのための連載です―
がんばってください
お便りありがとう(o´∀`o)
フリーダムライターズ(2007)連載 -完-
