「ロッキー5」から実に16年ぶりの作品である
最愛の妻「エイドリアン」は他界し、
歳をとったロッキーは昔の思い出の場所を訪ね歩く
ロッキーシリーズを立て続けに観ている私には、このシーンがたまらなく切ない

ロッキー4までは繁栄の人生
ロッキー5からは悲嘆の人生である

正直、ロッキーシリーズの中ではファイナルが一番よかったと思う
たぶん昔の自分だったら全盛期のロッキー1~4あたりを選択していただろう

私も毎日トレーニングをしているが、
長年ジョギングしてきたせいか、
すでに膝が昔のようには動かないし、腰の痛みも激しい
いつもトレーニングをしながら「昔は違った。もっとできた」と感じている

50歳のロッキーがもう一度挑戦しようとする姿は、確かに物笑いの種かもしれない
でもロッキーが何を望んでいるのか、今の私にはよくわかる

私もかつてホノルルマラソンを2度走ったが、
もう一度、自分の記録に挑戦してみようかな
ダメでもいいから挑戦してみようかな

私の頭の中には、まだこのセリフが鳴り響いている

「ロッキー、心は歳をとらないって証明して見せて」




ロッキーシリーズ連載 ― 完 ―




(動画)