映画の中で学生たちが農民にコンドームを配布しているシーンがあります。
この当時の韓国は子供が生まれすぎ。
韓国政府は「子供を減らせば国力が上がる」と考えて
「子供の少ない家庭には所得税を免除」という政策を行っていました。

これが功を奏し、少子化に大成功。
韓国はもっとも少子化政策に成功した国なんです。

村人たちが軍事訓練?のようなことをしているシーンもあります。
1950年から3年間続いた「朝鮮戦争」が休戦状態となり
平和が訪れたかに見えましたが、この映画の舞台となっている1年前に
北朝鮮のゲリラが大統領官邸を襲撃したっていう事件が起きてます。

「まだ戦争は終わっていない」
忘れかけていた緊張感がよみがえり
戦争になったら「自分で自分を守る」という気持ちのもとで
このようなあまり意味のない訓練を行っていたそうです。



映画の中でしごかれている「ジョンイン」という女性は
父親が北朝鮮に逃亡したため、共産主義者と言われて仲間はずれにされています。
「アカを倒す訓練に、アカが一番熱心とはね」
そんな皮肉を言われ続けているわけです。
※「アカ」とは北朝鮮を汚く呼ぶときの名前

ソギョンは彼女に恋をしました
やがて農村活動は終わりに近づき、
ソギョンはジョンインに「一緒にソウルへ行こう」と誘います。

次回「夏物語(2006)連載最終回 ~運命の人~ 」