全学連(ぜんがくれん)の有名な運動で「安保闘争(あんぽとうそう)」があります。
安保闘争(あんぽとうそう)とは
日本とアメリカの間で結ばれた「日米安全保障条約に反対する運動」の事です。
日米安全保障条約によって、アメリカ軍は「在日米軍」として、
これからもずっと日本に駐留することができるようになりました。
つまり、戦争があれば日本から戦艦が発進し、戦闘機が飛んでいきます。
もしアメリカが劣勢になれば、日本国土が攻撃され「戦場」になるってことです。
もしアメリカが劣勢になれば、日本国土が攻撃され「戦場」になるってことです。
「アメリカが日本を守ってくれている」という見方もできれば、
「アメリカが日本を利用している」という見方もできます。
現在の共産党は、今でもこの「日米安全保障条約の破棄」を目標に掲げています。
しかし当時はまだ終戦間もないこともあって
「日本をアメリカの戦争に巻き込むな」という世論がほとんどでした。
ですから「安保反対」というのは、学生運動というよりも
日本中が反対していたといえるでしょう。
こういった歴史を経て、物語の舞台となった1968年が訪れます。
この時期はなんといっても「ベトナム戦争」が泥沼化していた頃です。
世界中で反戦運動が行われる中、日本でも戦後最大規模の学生運動が起きました。
次回「初恋 連載⑤ ~全共闘(ぜんきょうとう)~ 」

