九州の知人から桜が咲いた、桜が散ったなどの
異世界のようなメールをもらいながら
やっと、北海道にも春がきたのかなと感じる。

南の方からの転勤で北海道は始めてだったのだがどうにか一冬を越えた。
新たにストーブをひとつ買ったのだが、もっていたファンヒーターで十分だった。
まあ、南の地方ではファンヒーターの設定を微弱だけで十分だったのだが、弱まで上げる必要があったため灯油代がかかったのと、独身で自炊をほとんどせずキッチンは使うことはないため生活空間は6畳の部屋だけですんだからである。

最初に雪が降ったのが10月
そのときにはすぐに解けてなくなったが、10月に雪が降るのは
たぶん人生ではじめての体験だった。
正直嫌な気分になる。
仕事でも、たいがい嫌な気分なのに「ええ加減にせえよ」と言いたくなったよ。
本格的になったのが11月
この頃から雪が解けなくなっってきた。
まあ凄いものだ。
風呂の窓についた水滴が2.3時間後には凍っている。
風呂の窓の周囲は外も中も凍っているのだ。
風呂の窓は1重なのだが、このとき2重窓の効果を思い知らされた。
ファンヒーターだけで一冬越せたのは2重窓のおかげであろ。

北海道では車は欠かせないのだが
北海道の冬に車を止めるときは、ワイパーを立てておく。
別にカッコつけて立てるわけではない。
ワイパーが凍り付いて使えなくなるのだ。
同じように寒さでいろんな影響がでる。
車にもよると思うが、パワーウインドウが下まで開かない。
もちろん今は普通に開く。
私の場合中古車だからというのもあるが、給油口のカバーのストッパーが動かなかったりする。
もちろん今は普通に作動する。
一番面倒くさいのが
雪が降った際には、出発前に除雪と車を暖めておく必要があるのだ。
リモートでエンジンをかけておけば、暖房の設定をマックスにしているので良いのだが、それを忘れると面倒くさいことになる。
フロントガラスに凍りついた雪をガリガリと落としていくことになる。
私の住んでいる地域は道南に近いので、降雪は少ないらしいくまだ楽なほうらしいが
南の地方からきた私には面倒くさくて仕方がない。
北海道の良さもいっぱいあるのだろうが、仕事が忙しくその良さも分からない
俺的には「勘弁してくれ!」と騒ぎたくなる冬であった。

これからは春である。
過ごしやすくなる。笑顔。
それにしても北海道は季節の変わり目がはっきりしている。
3月の1週目は雪が降っていて冬の寒さが続くのかなと感じていたが、2週目、3週目で、雪が雨に変わり、それまで地面を覆い尽くしていた雪が一気になくなった。
それを境に一気に暖かくなってきた。
私が今まで住んでいた地方では、雪があまりなかったため目に見えるものがなかったからなのか
いつのまにか暖かくなっていた。

4月である。
気温はそれなりに上昇していたので暖かさは感じていたのだが、今週頭までは、まだ雪が残っていたのだ。
今は、建物の日陰などの日中も日の当たらない部分の雪も全部解けて周囲に雪は見なくなった。
暖かい地方から来た俺にとってはこれで春がきたかな
とやっと感じることができた。
今年も、どうせ忙しくて北海道を楽しむことも出来ないのだろうが過ごしやすくなるだけで嬉しいものである。
人事って怖いな~

ある人の話
本人は優秀だと思っている。
まともな発言をしていると思っている。
まともな資料を作ってると思っている。

人事の評価は、全く間逆である。
少し忙しくなると、ふてくされたり、雑な態度をとる。
上司である俺に強圧的に発言しても全体を見ていない。
突っ込みどころ満載である。
でてくる資料もまともじゃない。
その時に少し注意をしたり指導をしたりするのだが
ふてくされたりする。
本人は当たり前だと思っているのだろうが、
見てるこちらは、「その態度なに?」となる。
修正はさせるが言葉にはしない。
でも、本人は自分が何をしているのか気付かない。
私個人にだけ、そういった態度ならば問題は少ないのだが
長年会社にいると、いろんな部署を回ることになる。
行く先々で、こんなことをやってきたらどうなるか?

たとえば
長年会社にいると、それなりに知り合いもできてくる。
その知り合いのツテを頼って、人事の調整をしたりすることになる。
調整をするといっても決定権がある相手と直接できるわけではないので
決定権持つ人に近い人と調整するわけだ。
人には得意分野や実家が近いところなどといろいろ希望があり
なんとかして自分の希望を叶えようとする。

本人も、長年会社にいると知人を頼って自分の人事のことを
探りをいれたりお願いしたりすることをやるようになる。
実際やっている。
電話の内容を傍できいていると非常に上手くいってるように見える。
本人の表情も意気揚々としている。

しかしだ。
多分その希望はかなわない。
なぜか?
はっきり言うと、あなたが希望している部署の人から
「その人は返さないでくれ」
と聞いているから。
あなたがやってきた行為は、相手側も知っているのだ。知れ渡っているのだよ。

恐らく、本人が電話している相手は適当に話を合わせているだけである。
最終的に断る理由を考えながらである。
「決定権を持つ上司が決めてしまった」
「急に横槍が入って・・・・」
「支店から話があり別の人を・・・・」
なんとでも理由はつけることができる。

しかし自業自得とも言える。
バカな発言をするまえに、「これでいいですか?」的に、やんわりと確認するだけで評価は変わる。
資料ひとつとっても、普通の資料を作ればよいだけである。
一手間加えて良いものをつくれば、それだけで評価が上がる。
指導されても、ふてくされた態度をとることなく素直に受け入れておけば下がることはない。
そんな積み重ねの結果
周囲から
「この人は良い人だ。仕事もしっかりできる」
と評価されたら相手のほうも受け入れやすくなる。
間違っても
「その人は返さないでくれ」
と言われることはない。

俺としても本人にそんことを言えるはずもなく
ただ、日々の業務で指導していくだけである。
本人の態度は変わらないけどね。
イコール評価も変わらないということである。

怖いね。

少なくとも素直さぐらいは持っておいて欲しいのだが
それすらない。
私も他人事ではないのだが。
なかなか自分自身は見ることができないからね。
会社の大きな方針で
北の地に転勤になった知り合いもいっぱいいるのだが
その中に混じって人事上、烙印を押された人も混じってるはずである。
俺もそうかもしれない。

「テメェー」 笑った。

私は、しがない中間管理職である。
部下が、それなりにいるのだが
その中でも特に優秀な部下が言った言葉である。
もちろん、俺に対してじゃない。
その後、本人と話す機会があったのだが
本人を前にして笑ってしまった。
本人は恥ずかしそうにしていた。

その部下は実は女性である。
年齢は・・・・
世間で言うところの、オバチャンかな。
しかし相当優秀だ。
部署を支えてる大きな柱である。

上司の件も含め俺の部署では台風が吹き荒れている。
各セクション長も、まあ
「もうちょっと考えて発言したら!」
「あなたが言ってもね」
という人が多い。
そんな中で、部署の中核を勤めるということは
そんなセクション長とも、やりあわねばならないが一歩も引かない。

ここまで聞いてどんな女性を想像するだろうか?

鬼のような形相で男の部下を使いまわしてるような女性を想像するだろうか?

過去のブログを見てくれたら分かるのだが
私は相手の顔つきを重視する。
生き方は、顔つきにでるからだ。

その女性の顔つきは、とても素直で真っ直ぐである。
太ってもいない。

何かをやるときも、しっかり調整してから実行に移す。
逆に男のほうが、理解していなかったり
感情的になったりしている。

1つの資料を要求したら、想像以上の資料を準備してくれる。
悩んだことでも相談すると解決策を見つけてくれる。
俺の仕事部屋を掃除してくれる。
花が好きである。
私の部屋にある会議机の上には、枯れたことがない花が置いてある。
なにより心に太い芯を持っている。
そしてよほどのことがない限り笑顔を絶やさない。

彼女は主婦でもある。
彼女の家庭環境が順風満帆だったかと言えばそうではない。
二人の子供さんがいるが、いろいろあるのだ。
そんな中で、仕事場では泣き言をいうことなく
それでも前向きだ。

「家に帰ってお酒をのんで忘れる」って言っていたが
たぶん、泣いたこともたくさんあったろうと思う。
それでも前向きだ。

顔つきと表情と言動と行動に現れている。

今の部署が彼女を失ったらと思うと怖くなる。

そんな彼女が「テメェー」と言った。
言われた相手に理はない。
その心配はないのだが、万が一彼女が間違っていても俺は彼女の弁護に回るだろう。
まあその内容については割愛する。

私が笑ったのは、彼女からそんな言葉を始めて聞いたからだ。
よっぽど腹が立ったのだろうね。
後から、私の部屋で彼女の愚痴を聞いたのだが
その話になったとき
思いっきり笑ってしまった。
彼女に「おまえから、そんな言葉始めてきいた」
と言うと
彼女は、恥ずかしそうに笑っていた。