でーぷ しー ふぃっしゅ | サンサン太陽の様な漢になりたい男の話

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ボーントゥラン所属俳優、
宇都宮快斗のブログ
言葉知らずな僕ですが、必死に伝えようとブログを綴って行きます。

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公演日程がが少しづつ近づいて来てます。

稽古稽古の毎日で胃に穴が開きそうです。

ようやく役の課題を少しづつクリアにし、今回の役の面白い所が見えて来ました!
頑張ります!

さぁ、今日は今回公演のストーリーを紹介します。

GOKAN。14th performance
『Deep Sea Fish』


~STORY~

深海には様々なものが降り積もる。
遺骸、排泄物、ゴミ。

それらは「Marine snow」と言われる。ある日本人がそう名づけた。

その男はしばしば東京を深海に例えた。

さしずめ自分は深海魚のよう。

自分が担当している作家がこぼした文章を、さも大事そうに頭の上に掲げて生きている。

生きていく為にしなければならないこと、そんな全てはもはや色あせて映った。


小説を書くことを止めたのは20年前。

ペンを置いたことは誰の所為にもしてこなかった。

世間からオタクと呼ばれる兄の所為にも、不倫を続ける妻の所為にも、アルコールの呪縛から逃れることができない自分の所為にもしてこなかった。

それが自分に課した唯一の約束だった。

男の中には様々なものが降り積もる。

自分の中の様々な感情はどこからやってきて、そしてどこへ向かうのか。

あらゆるものを奪い去っていく担当作家、同僚の女との関係、世間からの摂取、軋轢、きれいでは済まない事なんて百も承知だった。

、、、でももうたくさんだ。

やり残したことはないか、そう考えながら男は数日間想いに耽る。
ひとつだけどうしても気になることがあった。

今はもう、どうしているかも分からない幼馴染との約束だった。

約束の内容は憶えていない。

しかしそれはお互いにとって大事なものだったはずだ。それだけは憶えている。

取るに足らないMarine snowのひと欠片のはずだった。

しかしそれは次第に成長し、男を支配していく。
男はその約束を捜し、彷徨う、、、


人はみな滑稽だ。
だからこそ面白い。

きれいじゃ済まない、説明できない様々な感情で形成されている。
それらは時に残酷で、見苦しく、エゴイスティックで、美しい。

そんな愛おしく、かけがえのない幾つかの瞬間を、ドラスティックに描いて笑い飛ばす。
この際、エロもグロも笑いも全部。

GOKAN。の作家、渋谷真一郎が描くノンジャンルカオス演劇。



7月10(金) 14時 19時

7月11(土) 14時 19時

7月12(日) 13時 18時

前売り 3000円 
当日 3300円

劇場
シアター風姿花伝