私がうつになった原因となったのは、前職の上司(社長)からの執拗なパワハラでした。
社長が思っている通りの書類が作成できないと、途端に不機嫌になり、怒鳴られました。
いろいろ聞きたいこともあるのに、怒鳴られるとそれもできませんでした。
社員は私一人の零細企業だったので、逃げ場もまったくありませんでした。
愚痴を言える人もいないし、労働基準監督署に言えば、すぐに私だとわかっています。
毎日毎日責められると、自分だけが悪いと思ってしまい、もう自分には生きている価値もないと思い、自殺寸前まで追い込まれていました。
前職に入る前は、自殺するくらいだったら、さっさと辞めちゃえばいいのに、と自殺のニュースを観ながら思っていましたが、実際毎日怒鳴られると自分に生きる価値がないと思って、それが自殺につながってしまうんだと、今となっては思います。
しかし、実際は部下が悪いのではなく、それは上司の指示の仕方が悪いのだと、いろいろなビジネス書に書いてありました。
そんな中でいま読んでいるのが、赤羽雄二著「速さはすべてを解決する『ゼロ秒思考』の仕事術」(ダイヤモンド社)です。
この本のすごいところは、部下ができないのは、上司の指示が悪いから、とはっきり書いてあるところと、そんなダメ上司への対処法が具体的に書いてあるところです。
ちょっと長いですが、参考になる箇所を抜粋します。
「書類・資料の作成に時間がかかるのは、本人の問題も大きいが、上司が何を求めているのかはっきり言わない、言えないことも原因だ」
「上司の指示が曖昧ではっきりしない。指示の内容が曖昧だったり矛盾したりしていても、聞き返すと不機嫌になる。不機嫌にならないまでも、辻褄の合わないところを確認しようとすると、そのたびにいうことが微妙に変わっている」
「「上司は明確なゴールイメージを持って、的確な指示を出さなければならない」とそもそも思っていないので、部下を宙ぶらりんの状況においても平気なのだ。逆にそのほうが部下の自主性が尊重され、育つと勘違いしている上司も少なくない」
このあたりの記述は、私の元上司(社長)のことを言っているようでまさに正鵠を得ています。
そこで、部下の対応方法ですが、
「「ご指示に対してこういう全体像で進めますが、よろしいでしょうか」と初めに確認し、途中で何度も確認しながら仕上げていくしかない」
「自分が考えたアウトプットのイメージをできるだけ具体的に書いて、上司とすり合わせしておく」
「例えば30ページ程度の企画書を作成する場合、表紙、目次を書き、実際にページ番号もふって、各ページに何を書くのかメッセージとチャートイメージ(折れ線グラフや円グラフ、インタビューコメント等)をざっと書く。できるだけメッセージを明確に書いて、パワーポイントに落としてから説明する」
「これを上司に店、イメージのズレがないかを確認する。締め切りまでに4、5回以上進捗報告をし、上司の期待とのズレや上司の期待自体のブレが起きていないかを確認する。途中での報告、進捗確認を嫌う上司もたまにいるが、そこは状況を見計らって報告し、すり合わせをするしか防御策はない」
とあります。
まさに私が考えていた通りのことが書いてありました。前上司は進捗確認を異常に嫌がっていました。そのくせ、完成品には山のように文句を言ってきましたが、それは間違いです。
上司の方が、間違っています。
ああ、報告書の作成で苦しんでいたあの頃にこの本と出会いたかったです。
上司との関係で悩んでいる方、参考になることがたくさん具体的に書いてありますので、ぜひ読んでみてください。
速さは全てを解決する---『ゼロ秒思考』の仕事術/赤羽 雄二

¥1,620
Amazon.co.jp
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社員は私一人の零細企業だったので、逃げ場もまったくありませんでした。
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毎日毎日責められると、自分だけが悪いと思ってしまい、もう自分には生きている価値もないと思い、自殺寸前まで追い込まれていました。
前職に入る前は、自殺するくらいだったら、さっさと辞めちゃえばいいのに、と自殺のニュースを観ながら思っていましたが、実際毎日怒鳴られると自分に生きる価値がないと思って、それが自殺につながってしまうんだと、今となっては思います。
しかし、実際は部下が悪いのではなく、それは上司の指示の仕方が悪いのだと、いろいろなビジネス書に書いてありました。
そんな中でいま読んでいるのが、赤羽雄二著「速さはすべてを解決する『ゼロ秒思考』の仕事術」(ダイヤモンド社)です。
この本のすごいところは、部下ができないのは、上司の指示が悪いから、とはっきり書いてあるところと、そんなダメ上司への対処法が具体的に書いてあるところです。
ちょっと長いですが、参考になる箇所を抜粋します。
「書類・資料の作成に時間がかかるのは、本人の問題も大きいが、上司が何を求めているのかはっきり言わない、言えないことも原因だ」
「上司の指示が曖昧ではっきりしない。指示の内容が曖昧だったり矛盾したりしていても、聞き返すと不機嫌になる。不機嫌にならないまでも、辻褄の合わないところを確認しようとすると、そのたびにいうことが微妙に変わっている」
「「上司は明確なゴールイメージを持って、的確な指示を出さなければならない」とそもそも思っていないので、部下を宙ぶらりんの状況においても平気なのだ。逆にそのほうが部下の自主性が尊重され、育つと勘違いしている上司も少なくない」
このあたりの記述は、私の元上司(社長)のことを言っているようでまさに正鵠を得ています。
そこで、部下の対応方法ですが、
「「ご指示に対してこういう全体像で進めますが、よろしいでしょうか」と初めに確認し、途中で何度も確認しながら仕上げていくしかない」
「自分が考えたアウトプットのイメージをできるだけ具体的に書いて、上司とすり合わせしておく」
「例えば30ページ程度の企画書を作成する場合、表紙、目次を書き、実際にページ番号もふって、各ページに何を書くのかメッセージとチャートイメージ(折れ線グラフや円グラフ、インタビューコメント等)をざっと書く。できるだけメッセージを明確に書いて、パワーポイントに落としてから説明する」
「これを上司に店、イメージのズレがないかを確認する。締め切りまでに4、5回以上進捗報告をし、上司の期待とのズレや上司の期待自体のブレが起きていないかを確認する。途中での報告、進捗確認を嫌う上司もたまにいるが、そこは状況を見計らって報告し、すり合わせをするしか防御策はない」
とあります。
まさに私が考えていた通りのことが書いてありました。前上司は進捗確認を異常に嫌がっていました。そのくせ、完成品には山のように文句を言ってきましたが、それは間違いです。
上司の方が、間違っています。
ああ、報告書の作成で苦しんでいたあの頃にこの本と出会いたかったです。
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