・うつ病の家族の気持ち
こんにちは、金本です。
本日もご訪問くださり、誠にありがとうございます。
さて、前回では うつの再発率は50%~85%であると言われているが、
実際のところ、具体的な数字は分からないのが現状であること。を
お伝えしました。
今回は、うつ病の方ではなく、うつ病の家族の気持ちについて
言及していきたいと思います。
私自身も、妻や家族に迷惑をかけたので、うつ病の家族の気持ちを知り
理解しておくことは、感謝の気持ちにもつながるので、大事ですよ。
■うつ病の家族の気持ちについて
ネット上でも、家族の対応の仕方や、話しかけ方など情報が
出回っているので、ある程度 予備知識があるかもいらっしゃいます。
しかし、実際にその場になると、励ますいがに、どうすれば良いのか?
励ますことは良くない。と言われるけど、どうすれば良いのか?
頭を悩ませ、腫物を触るかのようにしか接することができない
ご家族の方もいらっしゃいます。
たしかに、普通の人間関係においても、よかれと思ってしたことが、
相手にとっては不愉快に感じたり、トラブルに発展することもあります。
それだけに、接する際には心配の表し方さえも、難しく感じます。
そこで、1つの方法としては、無理に話かけようとするのではなく、
近くにいて、ただ見守る。
それだけでも随分違います。
変に無理して話しかけると、相手にもそれが伝わってしまうため、
よくありません。
うつ病の方によっては、「散歩でもどう?」という「○○でも…」と
いった言葉が気に障ることもあります。
それさえもできないのか?と、かえって辛くなるんですよね。
ご家族にしてみれば、心配からの言葉なのですが、本人からしてみれば
しつこく感じたり、○○程度のこともできないの?と責められている
ようにも感じたりします。
本当に、うつ病の時は、ネガティブ方向に、また、敏感になっている
んですね。
だからといって、本人もご家族の方に対しては「申し訳ない」と
思っています。ただ、それを上手く表現できないから、誤解を招いたり
トラブルに発展してしまうこともあります。
これは、仕事でもなんでも、コミュニケーションを図るときには、
誰もが一度は経験していることです。
普通の状態でもそうなのですから、うつ病の時は、より一層トラブルや
誤解を招く可能性も高くなると言えます。
ですから、無理に励まそうとするぐらいであれば、近くにいて見守る
ことが良いです。
近くにいて見守っていると、ついつい口を出してしまいたくなりますが、
そこは相手にとっても、自分にとっても「これは試練なんだ」と捉え、
二人三脚で、1歩 1歩 進んでいって欲しいと思います。
以上、うつ病の家族の気持ちについてお伝えいたしました。
それでは、今日も最後まで記事をお読みくださり、ありがとうございました。
>>30分後には、うつ症状が軽減する方法を動画で解説
>>前回の記事「うつの再発率は50%~85%」
金本 博明