One's 歌詞解釈
the GazettE 8th Album
『DOGMA』
#13 BLEMISH/欠落

QT TEASER
過去を消してくれ
FUCK THIS YOU (このやろう)⇒歌詞外・声のみ
歩き出す
欠落したなにかを感じ生きてきた
作り上げてきた全てを失いそうだ
この破綻した状況を理解できない
痛いの痛いの飛んでいけ!
一からやり直そう
過去は消し去りたいんだ
恥ずかしい、恥ずかしい
その思いは止まらない
(恥ずかしい!なんてことだ)
こんな毎日
死んだほうがましだ
生まれ変わりたい
俺のことはほっといてくれ
ひとり歩きする自分のイメージに
声を殺して泣いた
糞野郎
いったい俺に何が起こってるんだ!
なんでいつもこうなるんだ
地獄に堕ちろ
くそっ
俺に何が起こってるんだ
いつもこうなんだ
地獄に堕ちろ
痛いの痛いの飛んでいけ!
最初からやりなおそう
過去を消したいんだ
恥ずかしい、恥ずかしい 終わらない感情
(恥を知れ 恥を知れ)
なんでこんなことばっかりなんだ
痛いの痛いの飛んでいけ!
最初からやり直そう
過去は消し去るんだ
恥ずかしさは消えないけど
(恥、恥)
こんな毎日
死んだほうがましだ
真っ暗な夢のなか
(助けてくれ)
女神が俺に話しかけるんだ
そんな気がしたんだ
もう、無理なんだ。。。
出口が見えない
(助けてくれ)
誰の目にもふれず
生まれ変わってやり直させてくれ
俺を見捨てないで
どうか
お願い
どうか
どうか
チックショー
(歌詞リンク)the GazettE /BLEMISH
■補足説明 および 雑感
○題材
人生の落とし穴に陥り 自分の足りない部分を嘆き憤る男が最初からやりなおそうと 歩き出す姿を描いた作品
○タイトル
「BLEMISH」(英)読み ブレミッシュ
辞書的な意味としては「欠点、瑕疵、きず、損徴」。歌詞の内容およびインタビューから「欠落」が適当。
○作品の背景
極力 そっち方面は 外して考えよう としたものの 結局 本作も『LUCY』同様 背景にあるのは「VITAL MATERIAL」 と考えるのが自然な流れ。
○歌詞の主旨
メインの歌詞で 「俺としたことがアイツにだまされてしまった、なんてこったい、恥ずかしい。生まれ変わってやりなおしたい」と 相手を信じてしまった 自分の欠落した部分(人の良さ?)を 自省しつつも騙した相手に対し 憤る気持ちが 消しきれない 騙された側の人間の葛藤が 描かれている。
自戒の念に憔悴する一方で、コーラスや歌詞外のところでは「助けてくれ」だの「このやろう(歌詞外・声のみ)」「地獄に堕ちろ」だの「糞野郎」だのと悪態の付き放題。
この混乱した感情は 「上司に責任をなすりつけられて左遷された」とか、「ブラック企業に幹部候補とさんざん酷使されたあげくに使い捨てられた」とか自分ではどうすることもできない 社会の闇に突き落とされた人間の姿を描き出している。
そして 冒頭の「歩き出す」という歌詞は 人生の落とし穴にはまったけど 最初にもどってやりなおそうという 後ろに続く歌詞が描くものと対峙し、葛藤の末得られた 決意表明の倒置で タイトルの悲壮感に反し 実は「再生=REDO」を目指す 前向き志向の作。
○補足説明
▼Redo the pain, pain,
(直訳)痛みよ、痛みよ 再生しろ
(解釈)痛いの痛いの飛んで行け ←真逆(笑)
CD音源だけを聴いた時点では 悲壮感ただようイメージだったが、LIVE会場でイメージが 一転。LIVE会場の雰囲気は前向き感が濃く、会場もピョンピョンはねて楽しげ!、歌い方の語感も「痛いの痛いの飛んでいけ!」と同じ
会場のノリによって歌詞の意味合いが「後悔一色」から「失敗しちゃったけど 最初からやりなおそう」って前向き志向な曲に 変化したのか、あるいは当初からそういう意味なのか?作者の意図は不明だが、とりあえず「痛いの痛いの飛んで行け」をあててみた(個人的の感想)
ちなみに「痛いの痛いの飛んで行け」の本来英語表記は「Pain, pain, go away」になるのだが、
「Redo the pain, pain,」としているのは 音に合わせたか、もしくは「REDO=やり直し」に引っ掛けたなどいろいろな可能性が考えられる。
▼(SHAME SHAME)
3回登場するコーラス部分。作者的にはあくまでコーラスとして語呂的に選んでるのかもしれませんが歌詞の内容の進行に合わせ 回数を重ねるごとに、人目を気にする感情から、自分の欠落した部分への「自省」 さらには 自己を律する意味での「恥を知る」と 変化していく様に 解釈しました。
ここでいう「恥をしり、恥をしる」というのは 騙した相手に投げつけるものではなく 自己への戒めを 意味する。
昨今「恥を知れ」という言葉に関して「他者に対する叱責」としての誤用が すでに一般化しているが、本来は「他人に対して」ではなく、「自分に対して発し、自己を戒める」意味で用いられる言葉。
(参考)
○論語「行己有恥」(己を行うて恥あり)
「子貢問うて曰く『如何なるこれこれを士と言うべき』子曰く、『己を行うて恥あり。四方に使いして君命を辱めざる、士と言うべし』」
○大妻コタカ「恥を知れ」
「これは決して他人に対して言うことではなく、あくまでも自分に対して言うことです。人に見られたり、聞かれて恥ずかしいようなことをしたかどうかと自分を戒めることなのです。」と自分を律する心」
※大妻女子中学・高校HPより
○論語「行己有恥」(己を行うて恥あり)
「子貢問うて曰く『如何なるこれこれを士と言うべき』子曰く、『己を行うて恥あり。四方に使いして君命を辱めざる、士と言うべし』」
○大妻コタカ「恥を知れ」
「これは決して他人に対して言うことではなく、あくまでも自分に対して言うことです。人に見られたり、聞かれて恥ずかしいようなことをしたかどうかと自分を戒めることなのです。」と自分を律する心」
※大妻女子中学・高校HPより
▼SHAMEと恥 意識のちがい
英語のSHAMEには「恥」という意味のほかに「残念」という意味も含む。日本の文化での恥の感覚と 海外(大雑把な分類w)ではだいぶ異なる。また、日本人自身も世代によって「恥の感覚」もずいぶん変わってきている。海外のファンが 「SHAME」を どのように受け止めているのか 興味があるところ。
(情報が古すぎる。。最近実用書が主で、この系統の本を読んでない。)
『DOGMA』個人的解釈 3本目。
思いつくまま 書いてたら 脱線して、、、着地点が不明。
中途半端だが。。脱線を続けても しょーがないので ここらで終了。
あ、戒くん お誕生日 おめでとうございます。
TLが 戒ばですごい。。力作のイラストに 目にしるが 。
grazie