16色のボールペン | メロンパンブログ

16色のボールペン

真に芯の強い人間でありたい。

でも現段階での自分を見ると、お世辞にもそんな人間だとは言いがたい。

その現実から目を背けるのは簡単だ。

でもそこから逃げずに立ち向かえば、一皮も二皮も剥けて成長できる気がする。

だから俺は本を読む。

いろんな考え方に触れ、自分の理想を思い描く。

でも怖いのはそれで本当の自分を見失うことなのかもしれない。

理想ばかりを追って、いつの間にか足元がおぼつかなくなっている。

それじゃあ意味が無い。

大事なのは自分自身。

自信がなくても、貧弱に思えても、自分は自分。

そう考えていたとき、ふと小学生時代に流行った16色のボールペンを思い出した。

多様の色を使えて、みんながこぞって買ったボールペン。

黒だけのボールペン、赤と青も入った三色ボールペンなんて目じゃない。

ピンクや水色、茶色だって使える。

ただ、やっぱり一番使う色は“黒”だった気がする。

人間だって同じだ。

自分にない性格を求める業を持ち、しきりに自分を大きくみせたがる。

でもやっぱり肝心要のところでは自分自身の“黒”が出る。

黒はどんな色にも染まらない。

どんなに飾っても黒は黒。

じゃあそれでいいじゃないか。

自分にしかない“黒”に自信を持って、その上でさまざまな考え方を取り込んでいく。

あくまで“黒”の補助として。


そんなことを考えながら、それでもやっぱり自分を大きく見せたがる俺は、まだまだ芯が細いんかな。

これからも日々土俵際の覚悟を心に、自分の“芯”を磨いていこうっと。


ケイ