2023年に還暦を迎えたクラッカー昭和レトロガールとみぃのブログを見つけて

お立ち寄りくださった「あなた」!!

さすがです合格御目が高い👏

ありがとうございます。

 

新卒で地方銀行に就職し

紆余曲折あり(そう、誰しもある・・)

2年間の銀行員生活を終え、転職を果たしたとみぃ。

FM時代(1988年頃・・)を綴ります。

 

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さて、今回は・・

FM時代

土曜日早朝の音楽番組

平日夕方の帯の情報番組

そして

週末土日は、ニュースも担当していました。

 

たまには、ニュースのお話も。

11時55分

12時55分

13時55分

~

19時55分が最後だったと・・・1日に9回

5分間のニュースです。

 

9時に土曜日早朝の音楽番組が終わると、

スタジオの後片付けをして、

ニュースの原稿をチェックします。

 

ニュースの素材は、地元の新聞社から

ファクシミリで送られてくるのですが・・

当時のファクシミリ(FAX)は・・

 

こういう感じのハードウェアで、

中には、a4の用紙が入っているのではなく・・

こんなロールの感熱紙。

※平成以降の人には「感熱紙」があまり伝わらないかも(◎_◎;)💦

お分かりにならない方がお読みになっている場合・・

是非、ググってみてください。

 

で、受信したニュース原稿をロール紙に印刷すると、

用紙がクルンクルンしてて・・

ちょっと、楽しい・・

うそ

ウザイ・・

でも、・・それは全然許せるんです。

 

なぜなら・・・その、紙のクルンクルンを気にすることができないくらいの問題が

ニュース原稿には・・・あったのです・・・・。

 

それは・・・原稿の・・・「文字がぐにゃぐにゃな件」

当時の原稿を写メして記録しておきたかった・・

皆さんにお見せしたかった・・・

正直・・読めないレベルの記事もありました。

肝心な単語がかすれてしまって・・どうにも読めず・・とか。

そんな原稿は・・ボツにしちゃってました👍

 

ニュース原稿は

経済ニュースから、イベント情報まで、

幅広い原稿が送られてきてましたね。

5分間のニュース枠の中で、前後のCMの時間を差し引いた

実質3分程度の枠に収めるべく、

ニュースを選択するために

送られてきた原稿を必死に読む・・・いや・・解読しました。

中には、経済や政治の世界の言葉というか単語がわからなくて、

辞書で調べる必要もあったり・・

※当時はインターネットが無かったから

ググれない泣

調べるしかない・・

 

間違えてはならないのは

 ・専門用語

 ・地名

 ・人の名前

そして・・アクセント。

 

アクセント・・・

箸 端 橋

柿 牡蠣

島 縞

等々・・アクセントは、ニュースの担当としては間違えられない・・

間違えると、情報が正しく伝わらない・・

プレッシャーでした・・・

 

専門用語の「読み」と意味を調べる=辞書、広辞苑

地名の「読み」を調べる=地名辞典

アクセントを調べる=アクセント辞典(今でも存在するのだろうか・・)

で調べ、意味もある程度理解を深める・・ところまで頑張ってました。

えらいぞ!とみぃ!!

 

1時間毎にニュースをお伝えするのに、

 ・どのニュースをお伝えするか選択する

 ・専門用語の意味を理解し、記事全体の意味を理解する

 ・用語や地名のアクセントを調べる

なんてことをやりつつ、

3分ほどの枠内に収めるために

 ストップウォッチで時間を計りながら

 各原稿に、読み出しの時間を

 〇分△秒××・・と「赤ペン」で記入し

 

時間が足りなくなったときの差し替え用に、短いニュースを準備し

ニュースのネタが不足したときは

天気予報をお伝えしてお茶を濁す・・ので、

天気予報原稿を準備。

※なので、今でも、ラジオのニュースを聞いてて

最後に「天気予報」が聞こえてくると

あら、「ネタが足りなかったのね」と、とみぃは思ってしまいます。

 

1時間の間にこれだけの準備をして本番をむかえていましたね。

TVのニュースキャスターと違って

一人ですべてやるんです。

スタジオに入るのも一人。

20秒間無音の放送事故は許されないのは当たり前。

時間を余らせないように、

本番中に、各スタジオに設置されていた

モニターに表示される残り時間を

横目で見ながらのニュースの担当は、

結構結構、25歳の小娘とみぃにとっては、

毎回苦行のような時間ではありました。

 

それでも、この時の経験は、

その後、パラリーガルとして、

社内に向けて研修を行うときに、非常に役立ちました。

フリートークでは使わない抑揚や間のとり方。

声のトーンの使い分け等、

伝える力が培われ、

そして、なにより、

人前で、お話をすることへの

恐怖心がない!

おかげ様で、司会業も、それなりにできている今日この頃があります。

あまり人が経験しないお仕事を経験させていただけて、

本当に、本当に

ありがたや、ありがたや!でした。。

 

ということで、

今日は、ここまで。

 

暖かい目でお読みくださる皆様、いつもありがとうございます。

 

また、お立ち寄りいただけると、と~ってもうれしいです。