2023年に還暦を迎えた昭和レトロガールとみぃのブログを見つけて
お立ち寄りくださった「あなた」!!御目が高い👏
ありがとうございます。
新卒で地方銀行に就職し
紆余曲折あり(そう、誰しもある・・)転職を果たしたとみぃ。
FM時代(1988年頃・・)を綴ります。
とみぃは、「アシスタント」。
メインパーソナリティがいてこそ!のお役目。
今日は、メインパーソナリティについて語りますね。
土曜日の早朝6時から9時までの番組・・
番組名は・・記憶の遥か彼方・・ですが・・
メインは、社員アナウンサーのT氏。
キャラ・・濃かったなぁ・・顔も・・濃かった・・
当時30代半ばだったと記憶・・。既婚者。
生活感が無い。機械のようにしゃべる。
つまり・・感情が・・・読めない人でした・・
土曜日の早朝、
彼の指示でそろえるレコード(当時はまだレコードメイン!)は、
とみぃが聞いたこともないようなロックなアーティスト名と曲名が・・
中でもヘヴィメタを圧倒的に推してましたね。
もちろん、一般ウケするように
J-POPなんかもありましたが、ロック多めな番組でした。
T氏は週末に(大好きな)ロックな番組も担当していて、
ほとんど、そちらに力を注いでいたような感じでした。
「真面目」なんだけど・・性格はエキセントリックだったな・・。
でも、こういう人だから、ロックを掘り下げてたのだろうな・・とも(今は)思う。
けども
昭和の当時のとみぃには、「エキセントリック」とか「推し」とか・・わからなくって
土曜日の早朝の「スタジオ」という密室で二人きり・・という環境での
彼の言動に、(感情が読めない分よけいに)戸惑ったり、傷ついたりしていましたね。
(かわいかったなぁ・・私。)
そして
月曜日~金曜日の16時から18時の帯番組
(デパートに常設のサテライトスタジオでOnAir)。
こちらは社員アナウンサーのA氏がメイン。
キャラは濃かったけど・・
(ラジオなのに)表情豊かで、感情表現の言葉に卓越していて
放送に乗らないところでも、
「昨日ね、ウチの細(さい=奥様)がね・・」とか・・
とみぃは読書好きなので、「細」といきなり言われても、
素敵な言葉をお使いになる💛と思えたものです。
そうそう本の話なんかも沢山した記憶が・・(何度も言います。とみぃは読書好き♬)
とても、ソフトでDandyなお声のA氏。
土曜のT氏とは真逆でした。
癒しの時間・・いや、仕事ですけどね(笑)
ウチの父親は、A氏の声と語り口が好き(ファンだった)で、
毎日、オンエアを楽しみにしてましたね。
その、語り口には、癒しと、あふれる知性が感じられました。
(A氏の場合は、ほんと「しゃべり」ではなく「語り」という表現になっちゃいます)
が、A氏は、大晦日の放送前の打ち合わせで、
突然・・・
「今日はさ、僕は、中継に出るからね。
スタジオはとみぃ、頑張って回してね」と・・・💦
で、大晦日の本番中に何度か中継をつなぎ、
17時50分頃・・の最後の最後の中継で・・
A氏「今年もお世話になりました。
番組でも、長い事お世話になりました。
私Aは、本日をもって、この番組を卒業します。
ありがとうございました。
年明けから、T氏がこの番組の担当となります。
皆様、来年もFM〇〇Jockeyをよろしくお願いします。」と言って、
番組からも局からも姿を消しました。
寝耳に水とは・・まったく、この時のとみぃのこと。
局全体で、とみぃに隠していたの??
えっ??何が起こった???嘘だと言ってーーーーっ!
BGMは、火サスの・・あれ・・(わかる人にはわかるでしょ・・・)
局に戻って、社員で残業中のお姉さま方に「どーゆ―ことですか??」と
とみぃは、マジ、取り乱して詰め寄りましたね。
聞けば、細(さい)を伴い・・米国へ旅立たれると・・
とみぃに、事前に伝えると、
多分一緒に辞めると言うだろうと
思われたので、隠していたと・・
ただ、実際、大晦日で番組を降りることが決まったのは、
数日前だったと…
突然のA氏の卒業だけで、気持ちの追い付かないとみぃ・・
そう、個人の感情など、無関係に世界は動いていく・・・
そして・・取り残されたとみぃが・・我に返って気づいたのは・・
えつ??年明けからT氏がこの帯番組担当???
マジか
え?嘘だろ??
誰か嘘だと言ってくれぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!
週1だから耐えられる・・あの空気感・・
サテライトスタジオで、二人きりではないはとはいえ
毎日なんて無理だ
ヤパ過ぎる
耐えられるのか?とみぃ
あかんだろ(◎_◎;)
銀行という封建社会から、
放送局という軽~い業界への転職を果たし、
やっと、安息の日々を手にしたと思っていた
とみぃに、新たな試練が・・訪れたのでした・・。
と、今日は、ここまで。
暖かい目でお読みくださる皆様、いつもありがとうございます。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
また、お立ち寄りいただけると、と~ってもうれしいです。