今、わたし与国は、
宗教家として、
様々な活動をさせて頂いておりますが、
しかし実のところ、
人生、紆余曲折してきた男であります。
一時期は
道をあやまって、
不良少年として生きたこともございます。
それでも一時期は、
良心の声に従い、
障害を持たれた方々に対して、
ボランティアに従事させて頂いたこともございます。
あるいは一時期は、
父親の影響もあって、商売人を夢見て、
実は飲食業にも足を突っ込んだことがございます。
しかし、
実は、本日、はじめて明らかにいたしますが、
若かりし頃、
日本の伝統工芸に心惹かれて、
すべての、すべてをなげうって、
とある伝統工芸の師匠に
弟子入りしたこともあります。
そして一心不乱に、
毎日、毎日、
ただ、ただ、師匠のお手伝いを、
無給でするかたわら、
師匠の技を盗むことに専念にし、
血のにじむまで、
技を磨き続けたこともございます。
それは本当の本当に、
苦難の日々でありました。
お金が無くて、
廃棄する弁当をもらいにいったことも・・・。
しかし、残念ながら、
努力も虚しく、
自分には才能が無かったことに気がつき、
断念した次第であります。
その後、
まったく別の道を生きている時に、
今の妻と出会ったのです。
そのことを考えれば、
才能が無かったからこそ、
今の妻に出会えたのであり、
また今の宗教家の道に出会えたのであり、
才能無くて良かったのかもしれません。
ただしかし、
当時の思い出として、
私が弟子入りしている時代に、
某テレビ局が、
当時の我が師を取材して、
その横でお手伝いしている私も、
テレビに映ったことがございます。
若過ぎて髪型が異なるばかりか、
なぜか!
頭の長さも違う若き私でありますが、
どうか見てください。
「ひねりっこちゃん」
ああ、今でも師の声が聞こえてくる、
って、
私には一人しか師はいません。
またもやジョーダンです。
いよいよ、色々な人に怒られるかも。
なぜ、ダウンタウンのコントを、
わざわざ紹介しているかというと、
「彼らが面白い」
ということもあるんですが、
若い人たちは、
今の窮屈の笑いしか
知らないことが多いからです。
今のテレビは、
「これやったらダメ」
「これをすればクレーム」
「タブーを言えば干される」
そんな窮屈な、
ガンジガラメのお笑いで
育ってきていることが多いなので、
あえて
ジョーダン混じりで紹介したまでです。
ご勘弁を。
我が師はただ一人