6-11 紙幣発行権を語るカナダの少女 | 梁山泊

梁山泊

世は乱れ、民は苦しみ、日本も世界も荒れている。こんな時代に必要なこと、それは英雄豪傑が立ち上がること、そして絆を結び、友情を築き、個性と長所を発揮して、一致団結して弱点と短所を補い合って戦うこと。英雄豪傑を出でよ。

 今現在のアメリカ政府の借金は14兆ドルで、日本円にして1京円を超えており、まさしくデフォルト寸前です。


 デフォルト(債務不履行)とは、政府の借金が膨らみ過ぎたことで、破綻や倒産するなどの原因によって、借金の元金や利息の支払いが遅れたり、止まってしまうことです。


 しかし1913年、FRBが設立された当時、アメリカ政府の借金はわずか1億ドルでした。しかし紙幣発行権をシオニストに明け渡してしまい、「アメリカをうっかり滅ぼしてしまった」と述べた当時のウィルソン大統領が、1921年に大統領の座から退いた時、政府の借金は800倍の800億ドルにまで膨れ上がっていました。


 そしてその後もアメリカ政府の借金は、膨れに脹れあがり続けて、1913年から百年の月日が過ぎ去ると、なんと14万倍にまで膨れ上がっていたのです。


 イギリス・ミッドランド銀行会長のレジナルド・マッケンナは次のように述べています。


「私が残念なのは、一般市民は銀行がお金を創ることができることを、知らされていないことである。そして国家のクレジットを管理する彼らが、政府の政策を指揮して、人々の運命をまるで奴隷のように握っていることだ」


 またネットで世界中で話題になっているカナダの十二歳の少女も次のように述べています。



 カナダがどうして、借金まみれになっていることを不思議に思ったことはありますか?

 政府がカナダ人に多くの税金を払わせることに不思議に思ったことはありますか?

 最も大きな民間銀行の銀行家が、より裕福になって、残りの我々がそうではないことを不思議に思ったことはありますか?

 国全体の借金が8000億ドル以上もあることを、不思議に思ったことはありますか?

 あるいはなぜ、我々は一日当たり1・6億ドルの利息を国の借金の金利として支払うのでしょう?

 これは年間600億ドルです!誰がこの600億ドルを受け取るのだろうと、不思議に思ったことはありますか?

 私が見つけたことは、銀行と政府が共謀して、財政的にカナダの人々を奴隷にしているということです。


【中略】


 1970年代の政府が現在の銀行制度を導入することを決定するまで、カナダの借金は常に管理可能なレベルに抑えられていました。

 しかし現在の銀行制度はカナダの人々から略奪するものです。
【中略】

 結論として、我々は銀行制度と共謀した政府によって、横領され、略奪されて続けていることは12歳カナダ人の私ですら、痛ましいほど明らかなことです。



 アメリカをはじめとする世界各国の歴史がそうであったように、もしも紙幣発行権が政府から民間の中央銀行に移ってしまうと、政府は自分たちの借金(国債)をコントロールできなくなり、必然的にその借金は、〝税金〟というカタチで国民の暮らしを圧迫していくのです。

 借金と税金については、後に詳しくご説明いたします。