では彼らの目指す、新世界秩序とは果たしてなんでしょうか。
それはグローバル化した世界です。
では、グローバル化した世界とは、果たして何でしょうか。
世界は科学が発展し、人々の行き交いが簡単になり、ネットの進化によって、世界の真裏で起こった情報さえ、すぐに入手できます。
たしかに世界は国際化が進んでおります。
そして国際交流が盛んになれば、自分とは異なる民族、異なる人種、異なる宗教、異なる文化や文明に必ず出会います。ですから異文化、異宗教などを互いに認め合い、理解し合うことに努めることは、とても大切なのことであり、そして素晴らしいことです。
この〝他を認める〟ことに努めていくことも、もちろん国際化の一つでしょう。
しかし彼らの目指す〝グローバル化〟は、けっしてこうした人間と人間が互いに理解し合う素晴らしい世界ではないのです。
なぜなら彼らの思想の根底には『タルムード』があり、『タルムード』は「非ユダヤ人は家畜である」と考えて、そしてこのように記されているからです。
ユダヤ王は真の世界の法王、世界にまたがる教会の総大司教となる。
世界はただイスラエル人の為にのみ創造されたるなり。
神は言い給う、「我は預言者を畜獣に過ぎない者たちの為に遣わしたのではなく、人間なるイスラエル人の為に遣わしたるなり」と。
すなわち彼らが目指すグローバル化、新世界秩序とは、我々大衆が今よりも家畜のごとく生きる悲惨な世界なのです。
だからプーチンも言うのです。
新世界秩序は世界を刑務所にする。
彼らは、紙幣を握り、資源を握り、武器の売買で利益をあげて、食料まで握ろうとし、この地球における自分たちの権力を増大させて、そして国境を取り除き、国というものを排して、世界統一政府を築き、非ユダヤ人が今よりも家畜のように生きていく世界、自分たちにとって都合のよい新世界秩序を作ろうとしているのです。
その流れの中で、実は〝TPP〟というものもあるのです。だから多くの人々が「TPPに参加したら日本は終わりを迎える」と警鐘を鳴らしているのです。
先ほど私は、この小冊子の中で「彼らシオニストたちには欲しい物はない」と言いましたが、あえて欲しいものが彼らにあるとするならば、信じがたいでしょうが、それは〝世界″であり、〝地球そのもの″なのです。
生まれたときより莫大な富が与えられた彼らの渇いた心、唯一の飢えた想い、満たされぬ欲望、それは金銭欲でもなければ、物欲でもなく、性欲でもなく、ただただ支配(・・)欲(・)なのです。
そういった意味では、彼らも可哀そうな人々なのかもしれません。